この1年間に書いてきた英語学習関連エントリーのまとめです。ノミネートは以下。
- 3ヶ月で英語が読めるようになりたい人のための5冊
- 1ヶ月で英会話力を何とかしたい人のための3点
- 6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術
- 続・6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法 ~参考書籍編
- 今日から英語の勉強を始めるための1冊
- 「必要な英語力」だけは身につける4つの英語ハックス
- 貯蓄、ダイエット、英語の勉強等々を、一年間続けるための3冊+α
何から始めるか?
一口に英語学習といっても、そのあり方や目指すところは目的に応じて変わってきます。このあたりについては『英語ハックス』には次のように書かれています。
「自分に必要な英語力」を身につけることは、ほとんどの場合、容易とはいいませんが、十分に可能なことです。
それができている人とできていない人との最大の違いは、「何が自分に必要な英語力なのかを知っているかどうか」です。
自分に必要な英語力とは、目的に応じて、人それぞれです。ただ、誰にでも共通する点として、次のことがいえます。
基礎英語力を、目的に合わせて応用した力こそが「自分に必要な英語力」
そして、「基礎英語力」については、ほとんどの日本人が中学の英語の授業を通して身につけている、と書かれています。そのうえで、この基礎英語力を土台にして、目的達成のための英語力を積み上げていくわけです。
従って、英語学習は少なくとも次の2つのフェーズに分けることができます。
- 基礎英語力の確認
- 目的達成のための英語学習
これまでにご紹介してきた英語学習関連のどの本にも書かれていることですが、日本人が英語を学ぶ際に気をつけるべきは、
- ネイティブ並みの英語ペラペラな状態
- 一切を解決する本当の英語力
といった「完全」を目指さないようにすること。
だからこそ、目的を絞り込む必要があるわけですが、そのためには先に引用したとおり、「基礎英語力」をまず固めておく必要があります。
基礎英語力を確認・補完するための1冊
そこで、まずは基礎英語力を確認・補完するための本。
『英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法』
TOEIC900点を目標に定め、そこに至るまでの勉強法が著者の実体験をもとに詳細に解説した一冊。そういう意味ではいきなりハイエンドな感じがするのですが、「勉強をはじめる前の予備知識」や「英語の音はここが違う」など、かなりベーシックな内容から噛み砕いて説明しているため、初心者にもおすすめです。
さらに、「時間の使い方」にも言及し、具体的な勉強スケジュールまで提案しています。忙しいビジネスパーソンにターゲットをおいているため、限られた時間をいかに有効に使うかに悩む人にはうってつけでしょう。
あまり役に立ちませんでした
良書です。
もうひとつ完成度の低い本。おしい。
あらゆる学習に適応出来そうです〜♪
▼関連:
英語学習を継続するための3冊
基礎英語力が確認できたら、あとは目的と関心に応じてそれぞれの学習に入っていくわけですが、その前に確認しておきたいのが、英語学習を継続するための知識。スポーツでいえば、持久力のようなものです。
これを身につけておくと、英語学習だけでなく、あらゆる習慣づくりに役に立ちます。
『脳が教える! 1つの習慣』
三日坊主を防止するうえでパラダイムシフトが得られます。
繰り返し読みたくたった本です
小さな習慣が格差を生む
真理は単純にできている。
なるほどね!でも、これだけかい?
▼関連:
『マニャーナの法則』
特に習慣作りに特化した本ではありませんが、いくつか紹介されているうち「ファーストタスク」という考え方は、新しい習慣を採りいれ、そして継続するうえで役に立ちます。僕自身も、毎朝「ファーストタスク」に沿って作業を行ったうえで仕事に取りかかっています。
やるリストばかりたまってうまくいってないときの新しい発想!
タイムマネジメントに挫折した人に
タイトルが分かりにくいのが難点。
まったく新しい時間管理法
▼関連:
『英語ハックス』
勉強法やちょっとしたコツはもちろん、英語学習に役立つツールやソフトウェア・ウェブサイト・書籍などがふんだんに紹介されているカタログのような一冊。自分にあったものをチョイスするといいでしょう。
▼関連:
あとは目的と関心に応じて
以下のエントリーではたくさんの参考書籍を紹介していますが、いずれも目的を明確にしてから選んだ方がいいでしょう(というか、そうでなければ選べないはずです)。