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Journal
「習慣」について、漠然と考えていること
昨日のエントリーで佐々木さんが「習慣」についての考察を書かれていますが、これと関連して、最近「習慣」について漠然と考えていることを、まだきちんとまとまってはいないのですが、とりあえず書いておくことにします。 -
ビジネス心理
「習慣」はいつの間にか習慣になっている
よい習慣を作り、悪い習慣を脱する。 これは、古くて新しいテーマで、難しいテーマでもあります。難しいですが、不可能というわけでもありません。 たとえば、禁煙。難しいといわれていますが、成功する人もたくさんいます。 あるいは、ブログを書く習慣。一週間程度続けるだけなら、どうということもないですが、1年、2年と習慣にするとなると、なかなか難しく、かくいう私も何度も挫折しました。でも続いている人もたくさんいます。 -
Journal
早く終わったことにしたい、でも何が起こるかわからない
前回は、まるまる先送りをしてしまうタスクについて、「小口注文」に分けて取り組む、という方法を考えてみました。 そこで、最近なんとなくやってみて、それなりに効果を実感できているのが、次のようにざっくりと分解してしまうという方法。 □C社向けシステムの概要設計書作成( 0% → 25%) □C社向けシステムの概要設計書作成(25% → 50%) □C社向けシステムの概要設計書作成(50% → 75%) □C社向けシステムの概要設計書作成(75% → 100%) 要は、分解したそれぞれのタスクごとに到達目標をパーセンテージで示すようにするのです。 今回は、その実践にまつわるあれこれについて見てみます。 -
Journal
イヤなタスクを翌日にまるまる先送りするのを防ぐ方法
日々のスケジュールにおいては、それこそ1分とかからずに終えられるタスクもあれば、数時間かかってようやく完了のチェックマークを入れられるタスクもあります。 でも、タスクリストにおいては見た目は同じサイズの項目であるために、「秒殺」できて爽快な気分になれるかと思えば、「数時間に及ぶ泥仕合」に末に結局ぐだぐだになって、翌日に上司の「判定」を待った上で「仕切り直し」となることもあります。 -
ビジネス心理
もっとビジネス書が読みたい!
先日、「読書の不思議さ」というエントリの中で、大橋さんが次のようにお書きになっていました。 例えば、「仕事が10倍早くなる○○術」みたいな本を読んだとしても、読んでいる間は、 「なるほど、こういう風にすればいいのか!」 という快哉を叫びまくるのですが(良い本であれば)、実際に「こういう風に」が行動に移されることはまれです。言っていることとやっていることが一致していません。不思議です。 -
Journal
一日のやる気をふるい起こす毎朝の習慣
10日前に「ひとこと朝宣言」という習慣を始めたのですが、何とか10日間続いています。 「ひとこと朝宣言」というのは、朝時間.jpというサイトが提供している習慣サポートサービスで、無料の会員登録をすれば、すぐに始めることができます。 -
お知らせ
「知的生産性を高めるITツールとその活用法」について講演します
来る、6月27日(水)に都内(田町)にて、以下のような研究会があります。 『サービスイノベーションと知的生産性を考える −知識システムとSNA−』研究会 この中で、以下のテーマについて講演させていただくことになりました。 「知的生産性を高めるITツールとその活用法」 -
Journal
1週間後の「来週の今日どうなっているかブログ」
1週間前にアップした「来週の今日どうなっているかブログ」では次のようなことを書きました。 というわけで、ターゲットは「来週の今日」にしてみます。これくらいの距離感なら、すでに外出や打ち合わせなどの予定もクリアーなっているでしょうし、自分が抱えているタスクもある程度は把握できているはずですから、かなり必然的な「来週の今日」を書きつづることができそうです。「来年の今日」に比べれば、幾分、あるいは相当に妄想の割合は少なくなるはずです。 というわけで、1週間ほど「来週の今日どうなっているかブログ」を続けてみたのですが、意外な発見がありました。 -
ビジネス心理
「いつかやりたいことリスト」に「今だからやりたいこと」を入れない
せっかく「いつかやりたいことリスト」を作っても、そのリストの項目をいつか見直し、実行に移すということは困難です。 「時間のできたときにやりたいこと」のリストも同様で、実際に時間ができたときにリストを見ても、なぜかその時にはどれにも手をつけたくなかったりするから、不思議です。 -
Journal
「来週の今日どうなっているかブログ」
3年と4ヶ月ほど前に、知人に教えてもらった、「来年の今日どうなっているかノート」というアイデアがあります。文字通り、「来年の今日はどうなっているのかを書きつづったノート」です。 どこか、「夢に日付を入れる」などという発想に近いものを感じますが、「来年ノート」(勝手に短縮)の方が身近な感じがしますし、すぐにできそうな気がします。 実際、その知人は「○年の春頃に結婚する」とか「○年の夏に転職する」といった妄想というか予言をそのノートに書きつづり、少なくともこの2つについては1年以内に実現したといいます(ある意味、未来の「です」ノート?)。この2つの陰にはおびただしい数の“夢破れた妄想”もあるそうですが、その内容についての言及はありませんでした。実はそここそ知りたかったところですが、なぜか聞きそびれました。 でも、実際に書こうとすると、来年というのはあまりにも遠すぎます。遠いからこそ、非現実的な妄想を書く“あそび”が生まれるということもあるかもしれませんが──存外、そういう妄想が現実になることがないわけでもないとは言え──、やはり今日を生き抜くビジネスパーソンとしては、地に足が着いた現実的戦略思考を心がけたいのものであります。 -
ビジネス心理
「時間が増えた感じ」を手に入れる
時間は製造できません。24時間は、やり方によっては25時間にも、48時間にもできる、という言い方がありますが、実質的には比喩でしかありません。 時間を「作る」ことや「増やす」ことができない以上、時間との戦い方は二つしかないように思えます。 1 作業ペースを速める 2 やることを減らす -
Journal
タスクごとに「心境」を書き残す効用
日々作業記録をとりながら仕事をしていますが、作業記録は以下の2つのパートに分けられます。 1.タスクごとの開始時間と終了時間と所要時間(数値データ) 2.タスクごとの所感や反省、あるいは引き出された教訓(テキストデータ) 作業時間(数値データ)については、自作のExcelツールで記録し、月末にAccessに書き出して案件ごとの実績時間を算出しています(この一連プロセスはマクロによって自動化しています)。この数値と案件ごとの請求金額とで時間単価を割り出すことができますから、次回以降の見積もりの参考にしたり、作業効率を見直すための材料が得られます。 でも、それ以上に役に立つと感じているのが所感や反省(テキストデータ)です。 -
Journal
「ポジティブハシゴ」と「ネガティブハシゴ」
「ついでにやってしまおう」ということで、1つの作業のついでに関連する別の作業も一緒にやってしまうことによって、全体の作業効率をアップさせたり、後で行う作業の負担を軽くできたり、といったメリットが得られることがあります。 こういった「ついでにやる」ことを自分の中では「ハシゴ」と呼んでいるのですが、「ハシゴ」には上記のように望ましい「ハシゴ」(=ポジティブハシゴ)と、余り望ましくない「ハシゴ」(=ネガティブハシゴ)の2種類があると思っています。 -
とらえなおす
未来の自分に期待する、過去の自分を裏切らない
小学生の頃に読んだ「ドラえもん」の次のエピソードが妙に印象に残っています。 なぜかのび太君の宿題を肩代わりさせられることになったドラえもんが、限られた時間でその宿題を終えるために、タイムマシンを使って、2時間後のドラえもん、4時間後のドラえもん、6時間後のドラえもん、8時間後のドラえもんという4人のドラえもんを未来から無理矢理連れてきて、5人で手分けをして宿題に取り組むのです。 幼心に、なんと素晴らしいアイデアなんだろう、と感銘を受けたのですが、続きを読み進めていくうちにげんなりしてしまいました。 -
自分の事業を育てるために
自分という製品を“再開発”する「BMR」という方法
『10年商品をつくるBMR』という本を読みました。 「BMR」とは「Basic Marketing Relations」の略で、 「新製品を発想し開発業務を進めていく際の枠組み(基本原理)」 であり、 「理解できるとマーケティングがやさしくなる」 と書かれています。 一読して感じることは、「BMR」という考え方の応用範囲の広さです。つまり、新製品の開発業務に携わる人以外にも幅広く役に立つヒントを学ぶことができそうです。