いわゆる「短期記憶」、「今思いつくこと」の量というものは乏しいものです。頭はすぐに許容量いっぱいになってしまいます。
「そのネタでしたら私、いくらでも書けます」というセリフをこれまで、少なくとも100回は聞いてきました。その方の手持ちのネタは、おそらく5つ。私より少し記憶力がいいと仮定しても、そのくらいです。
そこで思いついたネタを忘れずに、しかもすべて出す勇気を持っても、ネタに頼る限り、ブログは5エントリで終わってしまうでしょう。「いくらでもネタがありそう」な、GTDやEvernoteやレシピをテーマにしても、そういうものです。
なんなら5つのネタで3周してもかまいません。それでも15エントリ。しかもその15エントリは、たいてい「借り物のネタ」で書かれているはずです。
勝負は「手持ちのネタ」を出し尽くしてからです。「量は裏切らない」というのは決して「広告戦略」だけではありません。ふつう、量を書いてからでないと「質」のいいものなど出てきはしないのです。「質」のいいものから書き始めようというのは、原理的におかしいのです。
「質」というものには、正解はありません。いいものなのか悪いものなのかはわからない。公開してみないとわからない。
だけど「量」は嘘をつかない。書けば書いただけ、それは蓄積されていく。
シゴタノ! — 量は裏切らない
五藤さんはエントリを面白く、またわかりやすくするために実に上手な事例を引かれています。しかし本当のところ「いいものなのか悪いものなのかは、公開してみても分からない」と私は思っています。人気が出たからといって「質がいい」と言えるわけでもありません。
「いくらでも書ける」うちはネタをさっさと使い尽くすこと。ブログが面白くなる、あるいはもしかしたら「質」がよくなるのはそれからです。
(続く)
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クラウドノート術セミナー第2弾を開催します。
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今回のゲストは次のお二方です。
- ブログ「R-style」主宰の倉下忠憲さん
- 「文具王」の高畑正幸さん
倉下さんは、元コンビニ店長からビジネス書作家に転じたという異色のキャリアをお持ちです。
24時間体制での時間管理・タスク管理を求められる環境で仕事をしてきただけに、アナログとデジタルの良いところをうまく活かしながら独自の仕事術を体系化され、この2年の間にすでに3冊の著書を発表されています。
倉下さんからは、特にフリーランスの方向けに、限られた時間で求められる成果物を遅滞なく仕上げるためのクラウドノート術をおうかがいします。
具体的には以下の通りです。
- アナログノート、ほぼ日手帳、iPad、Evernoteをどのように使い分けているのか?
- 行動予定管理、知的生産、ライフログの3つのカテゴリーごとにツールをどのように使い分けているのか?
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手帳やメモ帳、iPad、Evernoteなど、アナログツールとデジタルツールをどう使い分けているのかについて悩んでいる方は必見です。
高畑さんは、テレビ東京の人気番組「TVチャンピオン」全国文房具通選手権に出場。1999年、2001年、2005年に行われた文房具通選手権に3連続で優勝し「文具王」の座を勝ち取りました。現在は文具メーカーのマーケティング部に勤務されています。
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