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望むキャリアを手に入れるまでの6つのステップ
2008/11/18 Tue 23:59 by 大橋 悦夫 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリを含むはてなブックマーク

タグ:『偶キャリ。』 / 『生まれ変わっても、この「仕事」がしたい』

1.「依存者・犠牲者」ではなく「創造者」になる(p.89)
2.「今の、ありのままの自分」を客観的に把握する(p.93)
3.「自分がどこに行きたいのか」を見つける(p.96)
4.望むキャリアのイメージを明確に描く(p.98)
5.望みの実現を信じ、イメージし続ける(p.106)
6.行動を変える

今回ご紹介する『生まれ変わっても、この「仕事」がしたい』は、その名からわかる通り、いわゆる「キャリア本」です。

キャリア(≒生きる道)は、それこそ人の数だけありますから、そこには正解はありません。自分にとってしっくり来るかどうかがすべてなのです。

そうなると「自分にとってしっくり来る」ような選択ができる技術が求められます。野球でいえば、自分にとって打ちやすい球を見極め、確実に打ち返す「バッティング力」です。

今回はその技術の外枠にあたる部分を、本書の「キャリア実現の手順」を手がかりに6つに分けてご紹介します。

生まれ変わっても、この「仕事」がしたい

1.「依存者・犠牲者」ではなく「創造者」になる(p.89)


1つめは「創造者」になること。反対は「依存者・犠牲者」。

2つの違いは以下。

「それは、私の選択です」

このように、胸を張っていえない限り、あなたは、あなたの人生を引き受けたことにはなりません。逆に、「私がしたかった選択ではない」「私だってやらされたんだ」といってしまうと、どんな理由があったとしても「依存者・犠牲者」を選択したことになります。

では、どうすれば「創造者」たりえるのでしょうか。その答えとして、本書は次の言葉を用意しています。

「自分のリーダー」「自分のマネージャー」になることを決意する

こうして文字にすると、どうということはありませんが、これは言葉以上に強い効果があります。誰しも「自分のしもべ」にはなりたくないはずです。でも、逆に「自分のリーダー」になりたいとも思っていないのではないでしょうか。

本書は、そんな「自分のリーダー」になるための考え方やヒントが提供してくれます。


2.「今の、ありのままの自分」を客観的に把握する(p.93)


キャリアの旅に出る前に、「今、自分がどこにいるか」を知る必要があります。なぜなら、現在地を誤って認識していると、目的地を決めても道を間違えてしまうからです。

ということで「今の、ありのままの自分」を客観的に把握せよ、と主張するのですが、具体的にはどうすればいいか。

身もふたもありませんが、それは「知ろうと努力し続ける」ことです。逆に言えば、努力せずに自分を知るための近道はない、というわけです。


3.「自分がどこに行きたいのか」を見つける(p.96)


自分が心からワクワクする目的地さえ見つかれば、そこへの道のりで出てくるほとんどの障害は、必ず乗り越えることができます。心から楽しみにしている旅行のためなら、どれほど面倒な手続きでもできてしまうのと同じです。

目的地をセットしないと発進できないカーナビに似ていますね。


4.望むキャリアのイメージを明確に描く(p.98)


夢やミッション、目的に、「期限」と「目印」をつけると、それは「目標」になります。

大切ではあるものの、普段はあまり意識されることの少ない「目的」に対して、「目標」は、日々意識上にのぼるという違いがあります。

ポイントは、期限を切ったり、数値化することで、ゴールから「今」までの距離を割り出すことができる点です。すなわち、常に「今の自分」との比較において、選択を行うことができるようになるわけです。


5.望みの実現を信じ、イメージし続ける(p.106)


いくら望むキャリアを明確化し、アウトプットしたとしても、本人がその実現を信じなければ、そのミッションが実現することは、決してありません。また、その実現を信じていたとしても、それが一瞬のものだとしたら、やはり実現することは難しくなります。

目標という「点」を決めたなら、あとはそこに向かって倦まず弛まず歩き続けることです。「点」に向かって「今」を起点に線を延ばしていくのです。


6.行動を変える


以上の5つを、実践に落とし込んでいきます。頭で理解するだけでは何も変わりません。理解したことをもとに行動を改めることで、初めて前に進めるのです。



まとめ


冒頭でも書いた通り、キャリアに正解はありませんから、最終的には自分で何とかするほかありません。

逆に言えば、自分で好きなようにアレンジできる、ということでもあります。

そのためには、周りのこと(外面)以上に自分自身のこと(内面)をわかっておく必要があります。

本書はそれを引き出すための問いや素材がふんだんに用意されており、読んでいるだけで、次から次へと発想が浮かぶはずです。

その分、具体的に「ああしろ、こうしろ」というアドバイスはほとんど見あたりません。それにも関わらず、読むことでモチベーションが上がってくる、不思議な本です。

そんなわけで、学生の方はもちろん、キャリアの岐路に立たされている方には是非読んでいただきたい一冊です。



生まれ変わっても、この「仕事」がしたい
ファーストプレス
発売日:2007-07-13
おすすめ度:5.0




▼合わせて読みたい:
キャリア本としておすすめしたいのが『偶キャリ。』です。

以下は、こちらでご紹介した同名書の新版のようです。





▼次にすること:
『生まれ変わっても、この「仕事」がしたい』を読んで、自分のこれまでのキャリアを振り返り、これからのキャリアを考える


▼関連:
偶然を積み上げていく生き方 




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