毎朝、出社して最初に行う仕事は、この優先順位システムの山を“逆さまにする”ことである。
“逆さまにする”とは、仕事の山を上下逆さまにひっくり返し、その日の優先順に並べ直すということである。
またこの手順により、優先順位システムに入っている仕事すべてを簡単に見直すことができる。この“見直し”はとても重要である。見直さなければ、システムにどのような仕事が入っているのかをすぐに忘れてしまう。
毎朝優先順位をつけ直すことによって、すべての仕事を“覚えておく”必要がなくなる。毎日、優先順位システムを見直しているからだ。
もし優先順位が変わり、他の仕事に今すぐ取りかからなければならなくなった場合でも簡単に行える。単に今まで行っていた仕事を、その優先度に合わせて、優先順位のついた仕事の山の頂上近く、もしくは頂上(一番上)に置けばいい。(p.64)
- やめる:優先順位のつけ直しを後回しにする
- 始める:毎朝優先順位をつけ直す