大橋 悦夫 理屈では、必要になるかもしれない限り、どこにでもオーガナイザ（注：スケジュール帳）を携帯したいところです。仕事場で必要なのはわかっています。わかりきったことです。ときには、自宅で必要になることもあります。その晩に自宅で必要になると思えなければ、仕事場に置いていくべきでしょうか。車に積んでおくべきでしょうか。それとも、家に持って入るべきでしょうか。（中略）
これをルーチンにするための、すばらしいモットーを思い付きました。
「オーガナイザを持っていくべきか」悩んだときの答えは「イエス」
これには、ドミノ効果が期待できます。まず、会社を出るときにオーガナイザを持っていることは明らかです。したがって、会社に出かけるときにオーガナイザが車の中にないとしたら、家に戻って探さなければならないことがわかります。常にオーガナイザを持ち歩いているのですから、前の晩に会社に置きっぱなしにしているはずがありません。（p.40）
- やめる：状況に応じて答えを変える
- 始める：悩んだときの答えは「イエス」
