大橋 悦夫 同じようなことで、頭の中でできないことは、現実化できない、と
いうことが言えます。たとえばあなたが、英語を勉強しようと思ったとします。頭の中で、「自分が英語を勉強している姿」をイメージしてみてください。
さて、イメージの中の自分は集中していますか？ きちんと英単語を勉強していますか？ 成果を上げているでしょうか？
勉強の習慣がついていない人は、「勉強に集中している自分」をイメージできないときがあります。頭の中の自分が、「途中で勉強を放り投げてゲーム」を始めたり、「すぐに飽きて漫画」を読んだりしてしまう。
つまり、イメージ上でも集中できていないのに、現実で集中することは不可能なのです。
逆に言うと、頭の中でイメージできることは、なんだってできる、ということでもあります。英語がペラペラになっている自分をイメージできたら、それはできる、のです。そして英語を話せるようになるにはどうしたらいいかをリアルにイメージしてみてください。れくらいどのような勉強をしているでしょうか？ ……こうして「現在のあなた」と「理想のあなた」がイメージの中でつながったときに現実化は始まります。（p.94）
- やめる：やるべきことを片っ端からタスクリストに書き込む
- 始める：「これならできる！」という確信を持てるまでイメージをふくらませる
