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072:身ぶり手ぶりを加えて話す

言葉による伝え方を学んだら、次にするべきことは、体を使った伝え方の工夫です。直立不動で口だけ動かして話をする人よりも、体全体を使って話をする人の方が面白く感じませんか? 実際、芸人さんはよく動きます。彼らのトーク映像を早送りで見ると、身ぶり手ぶりを付けて話していることがよく分かるはずです。

体を使って話をすることのメリットとしては、次の2点が挙げられます。

1.聞き手の注意を引きつけられる
2.トークがより伝わりやすくなる

ただ突っ立って話をしているだけでは、聞き手の視線はあなたの口元だけに行き、集中力は途切れてしまいます。しかし、身ぶり手ぶりを加えることで、聞き手は常に新鮮な刺激を得られ、あなたの全体を注目してくれます。その結果、あなたの話を最後まで集中して聞いてくれやすくなるでしょう。(p.136)


  • やめる:ただ突っ立って話す
  • 始める:身ぶり手ぶりを加えて話す。