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066:自分が体験した出来事や状況を、聞き手に適切に伝える

相手をトークで笑わせたいと思っているときに、「面白い話があった!」という出だしは、非常に危険です! 「面白い」基準というのは、人によって違いますよね? 自分が面白いと思うことが、必ずしも他人にとって面白いとは限りません。最初にこの言葉を付けてしまうと、笑いのハードルがかなり上がってしまい、だれもが大爆笑するような話じゃないと、笑いを取ることはできないでしょう。

この出だしだと、そこそこ面白い程度では、「そんなに面白くない」という印象になってしまいます。聞き手を過度に期待させてはいけないのです!(中略)

自分で「面白い」とか「ウケた」とか言っても、聞き手には何も伝わりません。そんなことよりも、自分が体験した出来事や状況を、聞き手に適切に伝えることだけを心がけてください。ウケたかどうか、面白いかどうかを判断するのは、話し手ではなく、聞き手なんです。(p.27)


  • やめる:「ちょっと聞いてくれよ! 超面白い話があってさ~!」
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