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足りないのは気合いや根性ではない

第三の迷信は受験というと、とにかく“根性論”がもち出されることだ。もうマンガだって“スポ根”路線ははやらない。受験に必要なのは根性ではなく“要領”である。よく大手の予備校などで、「日々是決戦」なるスローガンにお目にかかる。また、多くの受験雑誌などにも、「根性」とか「努力」といった言葉が散見される。

しかし、根性は工夫を生まない。工夫のないところに進歩はない。できないことを克服するのが単調な努力というのでは、問題はいつまでたっても解決しない。受験勉強がつらく感じられるのは、根性がないからではなく、工夫が足りないからである。根性を忘れ、要領を発揮して新しい方法を考えるほうが、よほど能率は上がるものだ。

『新・受験は要領』より


「受験勉強」を「仕事」に置き換えてもすんなりと受け入れられる。

仕事がつらく感じられるのは、根性がないからではなく、工夫が足りないからである。根性を忘れ、要領を発揮して新しい方法を考えるほうが、よほど能率は上がるものだ」

そういう意味では「気合い」という言葉にも注意が必要。

» 新・受験は要領 (Challenge & Success―和田式合格のストラテジー)