私に言わせれば、大学入試というのは、頭のいい悪いを判定するのではなく、「受験勉強をどれだけ上手にやってきたか」を判定する試験なのである。東大に受かった人と、東大に落ちた人との違いは、どちらが受験勉強を“うまく”やってきたかの違いでしかない。
仕事ができる人というのは、素質があるからというより努力をしているから、と言える。さらに、その努力も、やたらと努力をするのではなく、ムダな努力をせずに、自分にとって必要な努力だけをいかに要領よくチョイスしているか、ということになる。
» 新・受験は要領 (Challenge & Success―和田式合格のストラテジー)