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100必要な時はあえて60とか70くらいしか用意しない

By: jenny downingCC BY 2.0


この医師国家試験は、5月の春の試験だったが、私が試験に備えて勉強にとりかかったのは、年もおしせまった12月からだった。つまり正味5ヶ月で、医師国家試験に必要な知識をつめこもうしたわけである。

これは、私の持論である「勉強時間はかぎられていればいるほど、切迫感が増し、集中力が生まれる。したがって、能率は飛躍的に向上する」という理論に基づくものだと言いたいが、遊びほうけていてなかなか勉強する気が起きなかったというのが本当の話だ。だが結果的には、試験勉強の時間を短期にして、集中力の凝縮ができたのが図にあたった。私は1日10時間の猛勉強を課し、試験に合格した。

『新・受験は要領』より


忙しくなり、コマギレではなくまとまった時間が必要、ということでまる一日アポを入れない日を作ってはみたものの、勢い一日の時間すべてが自分の自由に使えるという現実を前にすると、人は油断してしまう。

100必要だからといって、100を用意しても十分に使えない。そこで、100必要な時はあえて60とか70くらいしか用意しないようにしたり、自分ではどうにもならない予定を1つや2つ入れておく。

例えば、大きな作業を抱えている時でも、まるまる一日をそのために空けるのではなく、午後に1件とか夕方に1件、という程度のアポを入れておくと「午後からアポがあるので、午前中に仕上げなければ」という切迫感と、これにともなう集中力が生まれる。

こうして時間が複数のセクションに分割されることによって、それぞれのセクションごとに集中力を発揮することができる。セクションの間にあるちょっとした時間(例えば、移動時間)がインターバルになり、次のセクションに向けて集中力のエネルギーを充てんできる。

セクションの長さは短すぎても長すぎてもうまくいかない。経験をベースにチューニングして、最適なスケジューリングを目指す。

» 新・受験は要領 (Challenge & Success―和田式合格のストラテジー)