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176:あらゆる仕事を優先順位システムに投入する

「時間ができたら」と「決してやらない」は同意語である。

これは私たちの心の中に潜む不思議なトリックであり、「時間ができたら」は「もっと時間が持てたら」と解釈される。これは、「時間が十分にない」ということと、「時間はもっと手に入れられる」ということの両方を意味しているのだが、実際に、私たちはこれ以上の時間を手にすることはできない。あなたは、あなたに割り当てられた時間をすでにすべて持っている。

あなたが手に入れられる時間は、もうこれ以上ない。誰が何と言おうと一日は24時間であり、25時間になることはない。したがって、「時間ができたら」というのは、心理的な罠でしかない。もうこれ以上の時間は持てないのだから、「時間ができたら」という言葉はあなたの心の中で、「決してやらない」と解釈される。その行動は決してなされることはない。

もし誰かがあなたに「時間ができたら」と言ったら、その人は絶対にやらないと思ってよい。これは仕事中でも簡単に気がつく。誰かが「時間ができたら○○をやる」と言ったら、本当にやるかどうか見ていると良い。(p.77)


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