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玉川上水は、その傾斜がゆるやかである(距離の割に高低差が小さい)、ことで知られています。
ウィキペディアには、
羽村から四谷までの標高差が約100メートルしかなかったこともあり、引水工事は困難を極めた。
と書かれています。
ゆるやかであっても、傾斜さえついていれば水は流れるわけです。
逆もまたしかりで、ゆるやかであっても、逆の傾斜がついていたら、それは上り坂になるため、水は意図した方向には流れない(=逆流する)ことになります。
同じことはタスクリストについても言えます。
最初に手強いタスクから取り掛かり、少しずつ負荷の低いタスクに移っていくことによって、そこに下りの傾斜を作ることができます。
逆に、最初から楽で簡単なタスクばかりやっていると、それは上り坂を作ることになりますから、途中で必ず流れが止まります。
これを実践する上では「気の進まない仕事から先に片づけて後でラクをする方法」が役に立つでしょう。
仕事の先送りをしてしまう原因は様々かと思いますが、一番の原因はその仕事に取りかかるタイミングを自ら遅らせていることでしょう。そもそも、気が進まないからこそ取りかかれない(取りかからない)わけで、気の進まないままに放置しておけば、気の進む仕事の後塵を拝することはもはや必然といえます。
対策としては、一日の一番最初に最も気の進まない仕事、すなわち抵抗の大きな仕事に取りかかることです。そのための具体的な方法をご紹介します。
この方法、初めのうちは迷ったり悩んだりして時間がかかりますが、慣れてくれば、機械的にできるようになるため、さばくスピードがアップします。
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