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「タオルの人」であるということ



五藤隆介
アイコンで頭にタオル巻いてたり、それに乗じてリアルなイベントとかでもタオル巻いてたりして、たぶんワタクシ色々とアホなんですが、結構マジメに色々考えてそういうアホなことしてたりしております。

わりと結構汗かきなので、実用上タオルを巻いてると汗とかが垂れてこなくて「便利」だ、ってのもあるのですが、便利なのはそれだけではないっぽいぞ、てのがだんだんとわかってきたのです。


「わかりやすい何か」とかあるとちょー便利

先日のWordCamp Tokyoってイベントに参加させていただいたときとかでもそうなのですが、人が大勢いるような場所でタオル巻いてたりすると「変な人」なのでわりと目立ちます。

「変な人」であることは、もちろんわりと恥ずかしいことでもあるのですが、この効果は想像以上に大きくて、人が大勢いるような場所で、私の顔を知らないような人とかにも結構見つけてもらいやすくなります。

そうすると、人が大勢いるような場所で「ぼっち」になりにくい。独りぼっちで寂しい思いをする可能性が下がる。

知らない人に話かけるのとか結構苦手な私としては、自分のことを知ってくれてる人に話かけてもらえると、ヒジョーに助かるのです。

誰か話し相手を一人見つけることさえ出来れば、そこからその人の知り合いとかを紹介してもらったりもしやすくなるわけで、その最初のきっかけとしての「タオル」っていうわかりやすい記号は、もはやこれ無しでは怖くてオフ会やらセミナーやらに参加する際には欠かせない「武器」のようなものになってまいりました。

覚えてもらうのは難しいから工夫する

そして、この「武器」ってのは、もちろん自分のことを全く知らないような人に「覚えてもらう」ような時にもとても便利なものになるわけです。

たとえば先述のWordCampのようなイベントに参加した場合、1日に会話する相手の人数は何十人という人数になります。

残念ながら失礼ながら、1日に何十人もの人にお会いした場合に、私のアタマでは何十人の人全てをちゃんと覚えておくことは不可能です(覚える努力はもちろん最大限しておりますが)。

これは、立場を逆にしてもきっと同じ事で、多くの人は何十人て人と会話をしていて、それらの方々全員を覚えておく、ってのには結構苦労しているのではないかと思います。

とは言え、その中でも「印象に残って覚えている人」ってのも同時に存在していて、なんか気が合う感じだった、とか、すげーおもしろい話聞けた、とか色々ありますが、大抵そういう人ってのは「名前」だけではない「何か印象に残るもの」があった人の場合が多いです。

せるふぶらんでぃんぐ

で、その「何か印象に残るもの」として「タオル」なんてものが有効に機能してくれるのであれば、私的にはこれはもう「使わなきゃもったいないもの」に思えてきて、そんな経緯からこういうイベントなんかでは必ずタオルを準備するようにしていたりするようになった次第なのです。

で、それについてちょっとマジメに考えてみると、タオルってイメージが良いか悪いかは別にして、これも一種の「セルフブランディング」と言ってもいいのでないかな、と思うわけです。

この「セルフブランディング」は、別にタオルという「道具」に頼る必要はありませんが、とにかく印象に残る何か、というものが存在していれば、それだけで多くの人に覚えてもらいやすくなって、それがきっかけで仲良くなれる可能性も高くなる。

そーいうのを踏まえると、一度自分なりの「印象に残る何か」ってのをちょっと考えてみるのも悪くはないのではないのかな、なんてことを最近は色々考えたりしております。

▼編集後記:
五藤隆介



ちなみに、最近は仲がいい人とかに「ごりゅごの本体はタオル」なんてことを言われたりしますが、ある意味でそれはものすごく真理を突いた表現なのでないかな、なんてことも思ったりしております。


▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。