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BT013:アフィリエイトで成約しやすい記事の2つの共通点

fragrance of innocencefragrance of innocence / icultist


ブログを書くモチベーションの1つとして、アフィリエイトがあります。がんばって記事を更新した結果、たくさんの成約がとれれば単純にうれしいでしょう。

自分の記事で紹介した商品やサービスが売れる、ということは最高の承認といえます。

もちろん、それだけではいつか燃え尽きてしまいますので、あくまでもブログを書き続けたご褒美という位置づけです。

アフィリエイトで大切なことは、記事を通して読者の感情を動すことです。

「お~、これいいかも!」と思ってもらう必要があるのです。

極端な話、アクセスが1しかなくても、記事がその1人の人にとって「グッ」と来るものであり、ちょうど購入するタイミングにさしかかっていれば、成約します。

まとめると、次の2つです。

  1. 読者に「お~、これいいかも!」と思ってもらえる内容であること
  2. 読者が購入しようとするタイミングに合っていること

他にも条件はありますが、おおむねこの2つでしょう。商品によりますが読者は「グッ」ときてもタイミングが合わなければ見送るのです(「今が買い時!」というメッセージである程度は盛り上げることはできますが、過ぎたるは…です)。

街を歩いていて、おいしそうな香りを放つレストランがあっても、お腹がすいていなければスルーせざるを得ないでしょう。

でも、他にも歩いている人がいて、そのうちの何人かが「これからごはんを食べるタイミング」であれば、そのお店に入る可能性は高くなります。

アフィリエイト記事というのはまさにこの「香り」なのです。

もちろんたくさんの人が歩いている、すなわちアクセスがたくさんある、という状況は不可欠ではあるのですが、せっかくアクセスが集まっても漂う「香り」が十分に空腹を刺激するものでなければ、成約はしません。

従って、まずはよい「香り」を漂わせることが最優先です。

一番いいのは、実際にその商品なりサービスなりを使ってみて、実感をありのままに書くこと。それなりに手間も時間もかかりますが、手間と時間をかけなければ分からないことはあります。

例えば、iPhoneアプリのレビュー記事であれば、「こういう時はどういう挙動になるんだろう?」とか「最大で何ファイルまで登録できるんだろう?」といった、購入するかどうかの決め手になる情報です。

使い込まなければわからないことや多くの読者が「知りたい」と思えるポイントをきちんと拾って記事に盛り込むこと。

そのためには、自分が好きな(=よく知っている)ことをテーマに据えることが一番です。

そのテーマについてなら、あるいはその商品についてならいくらでも話せる、という状態です。他人がそのテーマについて何かを語っている時に「おいおい、それは違うだろっ!」と思わずツッコミを入れたくなるようなものならなお良いでしょう。

そのようなエネルギー(ツッコマビリティ)が人を魅了する「香り」を生み出すエッセンスになるからです。

逆に言うと、みんなが欲しがりそうな商品(=タイミングが合いやすいもの)であっても、そこに自分が熱く語る余地がなければ、読者の嗅覚に訴えることは難しくなります。