ちょっと前にPosterousというサービスを使った「だいたい言いたいだけなブログ」を始めてみると面白いですよ、という事をこれでもかと何回も書いています。
- Posterousのテキトー日記のススメ | goryugo, addicted to Evernote
- ナンバリングの不思議とモチベーションという記事 | goryugo, addicted to Evernote
- シゴタノ! — とりあえずはメンドくさくないライフログを始める
超簡単に概要を説明すると
- Posterousというサービスを使う
- メールで更新出来るから誰でもラクチン
- ケータイで寝る前とかにサクッとメールすればもうブログ更新出来ちゃった!
- タイトルに通し番号を付けておく
- 毎日更新
- でも忘れても気にしない
- だいたい言いたいだけの気持ちを忘れない
こんな感じです。
最近この「だいたい言いたいだけブログ」を始めた方から、「僕も100回続ける事が出来ました」とか「私も100回突破です感動しました泣きました」とか、そういう喜びに満ちあふれた声が全国各地から寄せられて感動しております。
だいたい大げさですけどね。
でも100回突破!とか言ってる方は沢山いるのですマジで。100人はいないけど10人くらいはいる。たぶん。
そして今回は、改めてこの「だいたい言いたいだけ効果」を色々と書いてみて、もっとだいたい言いたいだけの人を増やしてやろうぜというのが目論見の記事であります!
記事タイトルに釣られた貴方、効果はだいたい保証しますのでご安心ください。
なんでそんなメンドくさそうな事をするのか
ていうかただの日記でしょ。しかも日記とかメンドクサイだけでなんにも意味ないじゃん。そんなもんネットに上げてもなんにもなんねーよくだらねー。仮に日記書くにしても日記帳に書いてりゃそれでいいじゃねーか。
おっしゃるとおりでございますすみません。
とか言いませんよ。一応理由とかあったりしますので。ええ。後付けだけど。
まぁなんか私もこんな想像以上の反響になるとか想像もしてませんでしたから(そういうのがネットの面白さでもあります)。
なんで、無理矢理にでも理由とかを探してみたいと思います。
分析大事。
1.自己満足
最強にして最大の理由がこれです。たぶん。
ブログ書いてるとかなんかカッコいい!なんか出来る人な感じがする。でもブログ始めたのいいけど更新とか大変だったり、書く事無かったり、うまくまとめられなかったり、なんていうか割と大変で続けられなくって、むしろなんか出来ない人な気分になった。
これは残念ですね。
せっかくカッコいい気分を味わおうとしたのに、かっこよくない気分になるのは残念です。
でも「日刊」は簡単。続ける事さえ出来ればカッコいいオレな気分を味わえます。なんでかわからんけど続けるだけでカッコエエ人だって思えます。「だいたい言いたいだけ」な事を書いてりゃいいんです。
こんな単純な事でも、続けた事で「自信」を得られます。タイトルに数字を付ける事で、続けてる感が加速して、ますます自信になりやすくなります。たぶん。
2.書くという習慣作りの練習
どんなことでも、やろうと思い立っていきなり出来るようになるとかありえません。無理に決まってる。
ちょっとずつ出来るようになってきたなーって思ってて、気がついたら出来るようになってたぞ。そういうのが普通。
そして「日刊」を始める事で、とりあえずはとにかく何でもいいから書く。そんな事がちょっとずつ出来るようになってきます。たぶん。
そして、書く事に慣れてくると、割と本気なブログも書く事が大変じゃない気分になってきます。たぶん。
3.いい意味のプレッシャー
まぁ基本はだいたいでいいんです。ていうかだいたいでいいんです。
でも、一人でこっそりと日記を書いてたりするとサボっても自分にしかバレません。
Web上に「日記」を公開する事で、別にサボってもいいんだけど、サボらないようにしてやるかー、くらいのプレッシャーにはなります。こういうのがプレッシャーになっちゃうとツライですけど、大抵は「ああ、更新しないとなー」くらいのいい意味でのプレッシャーです。たぶん。
4.今始めるともれなく読者が付いてくる
「日刊始めましたー」とか言言ってもらえると私が素早く反応して読みます。(Twitterで@goryugoに呟いて頂ければ嬉し泣きます)
毎日「日刊」てタイトルが入ったPosterousブログを検索してる(Googleアラート)ので、日刊ていう名前が入ってるPosterousブログはほぼ確実に漏れなく発見します。
ていうか、日刊始めたぜー、とか宣言してみると他の「日刊」やってる人たちが同族意識を持って、かじり付くように読んでくれたりします。たぶん。
そして、結構反応貰えるんです。たぶん。みんなできゃっきゃうふふする事が出来ます。
ちなみに、自分から反応すると、反応が返ってきやすくなるってのを覚えておくと良いです。人の名前をブログとかに書いたりすると、大抵のほとんどの人は嬉しくてその人の事を好きになります。私はこれに騙されてどれだけの人を好きになった事か。。。
5.記録の偉大さを思い知る
一週間だけでも「日記」を書いてみると、本当に心の底から驚きます。
だいたい何も覚えてません。いや、覚えていないというか、思い出す事が出来ません。
せっかくの自分の人生が「思い出せなくなる」ってのは切ないです。もったいないです。
しかし「記録」さえしておけば、大部分の事を思い出せるようになります。たぶん。
6.実は毎日って割と変化に満ちあふれてるって思い知る
ブロガー的な視点ていうかなんていうか、毎日「書く」事を続けてると、あ、こんな事も覚えておきたいかも、記録しておきたいかもって色々思いつく事が出来るようになってきたりします。
で、その記録を見返してみると、意外に「何も無かった日」なんてのは存在していないものだと思い知ります。
なんていうか、生きてるって素晴らしいって感動します。たぶん。
まとめ
ワタクシ、実は2004年くらいからだいたい毎日日記書いてました(当時はアナログ)
最近、昔の日記とかを軽く読み返してみました。その中で一番面白かった発見が、だんだん日記書くのがうまくなってたという事。
はじめの頃の日記は、なんか意味わからん事書いてて、読んでもその日に何があったのか思い出せないんです。これが、年月を重ねる事で、本当に無意識に「思い出しやすい日記」が書けるようになってたんです。
継続と蓄積の偉大さってのを思い知りました。
どんな風に書いたらいいかみたいなのは、下記の本にだいたい書かれてましたので、気が向いたら読んでみて下さい。ワタクシはこの本読んでなんか色々目覚めました。
気が向いたら「どんな風に日記書くといいのか」みたいな事もご紹介しようかと思います。
▼今週の一冊:
この本で書かれてたのは「アナログ」でどうやって記録をするのか。
めんどくさがりな私は、これがメンドクサイからだいたいデジタルでやってます。とは言え、根底にある事は一緒です。読んでみるとデジタルに応用できるような事もたくさんあるという事を思い知ります。
先週日曜日に「だいたい普通の名古屋オフ」って飲み会をやってました。だいたい楽しかった&嬉しかったです。
こういう記録の仕方だと、後々読み返してもあんまり思い出せないのでお気を付け下さい。
ていうか最近「メンドウ無用のデジタルライフ」って言うより「だいたいで始める」みたいなテーマになってきましたね。
まぁだいたいどっちでもいいか。
▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。