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『流れとかたち』が面白い




大橋悦夫
昨年末に読み始めた『流れとかたち』が面白い。

出会いの経緯は以下のTwitterでのやり取り。

木の枝分かれについてのツイートを見かけて、木を見ていて気がついたことという10年近く前に書いた記事のことを思い出したのでコメント、

したら、お返しに教えていただいた。

ちょうど母の通院の付き添いで病院で待機中だったので、その場でKindle版をダウンロードして読み始めた。

歩いてみたらそこに道ができた

「序」にある以下の一文。

一九九五年九月下旬、フランスのナンシーを訪れたときには、自然界のデザインの統一法則を発見することなど、私の「すべきことのリスト」には入っていなかった。

これは以下のツイートに通じる。

RTの内容は以下。

「大河の流れ」に運ばれていく

世界は偶然や巡り合わせや運によって形作られているのではなく、目がくらむような多様性の背後には予測可能なパターンの途切れない流れがあるのだ

この一文を読んで、すぐに阪本啓一さん(今回、本書をおすすめしてくださった方)の以下の記事を思い出した。

大河の流れに気づき、身を委ねよう|阪本啓一(JOYWOW)|note

  • こまごましたものを一旦横に置いて、自分の大河の流れ(全員、持ってる)に気づき、その流れにゆったりと、笑顔で身を委ねる。
  • そして大河の流れに身を投じると、共時(シンクロニシティ)が起こる。会いたい人や手を差し伸べてくれる人、今必要なものの見方、場合によっては資金や時間が、「なぜか」やってくる。

すべては流れの中に位置づけられる

歴史も地理も静的ではないし、無から忽然と現れたりしない。ともに、それ以前に現れたもののいっさいに基づいて、どこかから現れ、時とともに進化し、河川流域の流路のように、そこを通る流れを良くする。

このくだりを読んだとき、大学の同期が結婚式の挨拶で口にした以下の言葉を思い出した。

  • 「皆さんの誰か一人でも欠けたら、今の私はここに居ませんでした」(紹介記事

そして、この記事の後半に阪本啓一さんが登場するのもまた面白い。

まさに「運ばれる」ように読み進めている。