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きちんと仕事に取りかかるために「絶対」欠かせない信念



佐々木正悟 私たちはまず「仕事」はやります。

けっきょくは、やるのです。

けっきょくやるのであれば、それでいいのではないかとも思います。

しかし人間とは多少欲深いところもあって、できれば「やるべきこと」や「ネクストアクション」に、取りかかるべき時に取りかかれれば、と思ってしまうものです。

先送りしたあげく、締め切りに追い回されたり、破ってしまったりしたくはない、と思うのは当然のことです。

なにか不安があったり、しんどそうで取りかかる気持ちが重い。

そういう時にはぜひ今年の流行語大賞にもなりそうな、ヤクルトの高津監督の言葉を思い出しましょう。

  • 絶対大丈夫!

野球に興味のない人には恐縮ですが、2021年のプロ野球が開幕する前には、高津監督が「絶対大丈夫!」などといっても本気でそれを信じている人はほとんどいませんでした。


不安な心につけ込まれるな

なにしろ2020年のヤクルトは41勝69敗、勝率3割7分3厘というぶっちぎりの最下位。

開幕前の専門家の予想順位も、半数以上が6位(最下位)。

良くて5位。

優勝を予想した人はゼロでした。

なお、昨年最下位だったヤクルト(Y燕)(6位)の優勝予想は、今年もゼロです…(汗)。

ちなみに、最下位(6位)予想は、ヤクルト(Y燕)(6位)が一番多く、100件(57%)でしたが、昨年開幕前の最下位予想(79%)に比べれば、だいぶ減っています…。


これで監督だけが「絶対大丈夫!」と繰り返していても、周囲には違和感しか残らなかったでしょう。

けれど2021年は、東京ヤクルトスワローズの逆転劇の末の優勝でした。

「絶対大丈夫!」が本当だったわけです。

プロ野球の順位予想というのは、だいたい当たらないものです。

けれど予想する対象として、ペナントレースは決して難しい部類のものとは思えません。

チームは6チームしかありません。

戦力についてはきわめてオープンです。新戦力、トレードなどで補強した選手、外国人、シーズン前の体調、調子など、すべてが白日の下にさらされ、分析も徹底的です。

これに比べれば現実の日常など、なにが起きるかわからず、隠された部分もあり、不確定要素は無限に考えられます。

つまり私たちの行動について「根拠」に頼ることは合理的なようでまったく薄弱なのです。

それよりも「絶対大丈夫!」とどこまで信じられるかが大事なのです。

特に今のように、「習慣の力」とか「しくみ」とか「低気圧」とかいった「要因」が頭から信じられている時代にあって、「絶対大丈夫」と思えるメリットは、相対的に水際立っているように思えます。

「重そうな」仕事を手がける際にはとくに、根拠を手放しましょう。

重くなどないかもしれません。

根拠はけっきょく不安な心につけ込むものです。