これからしばらくこのブログの趣旨にのっとって、
- 仕事を楽しくするためのコラム連載
を書くことにします。
第1回の今回はなるべく即効性のある手法を紹介します。
いちばん仕事を「つまらなくしてしまう」原因
まず反対方面から攻めてみます。
いちばん仕事を「つまらなくしてしまう」原因を考えました。
お金のことだけを考えさせられるとか、人間関係がかんばしくないとか、すぐにいろいろ考えつきます。
中でもいちばんよくあるのが
- 急かされる
ことではないかと思うのです。
そういえばこんな記事もシゴタノ!にあります。
急ぐというのはただたんに「終わりを意識する」だけではありません。
少しでも早く終わりにたどり着きたいのです。
この心理で仕事を楽しめるはずがありません。
デートの待ち合わせ場所に着くなり帰りたいと思うのは「この人と一緒にいてもつまらない」からでしょう。
けれども「急ぐ」のは仕事におけるデフォルトのように思われています。
急ぐのは常識で急かされて当たり前のようになっています。
なぜそんなに「急ぐ」必要があるのか、じつは急いでる人も急かしている人もよくわかっていません。
子供のころ母はなにかというと、
「早くしなさい!」
「さっさとしなさい!」
「もたもたしないで!」
などとわたしをせきたてていました。
その母がいまなにをしているかといえば、朝から連続テレビ小説を眺めてぼんやりと暮らしています。
あの頃あんなに急いでいたのはなんだったのか、当人にたずねてもわかるはずがないでしょう。
たぶん覚えてすらいません。
ほとんどの人はわたしの母ほどひどくはないかもしれません。
でも自分がなぜ急いでいるのか、なぜ仕事をさっさとかたづけなければいけないのか、本当の理由を知らないのではないでしょうか。
仕事を急ぐべき本当の理由はわからずとも、確実にわかっていることがひとつあります。
- 急いでやるとつまらなくなるということです。