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自分が役立てそうな「間」を見つけるスキル



大橋悦夫独立した直後、銀座のとある企業で情報システムのマニュアル制作を請け負っていたときのこと。

担当者は朝から早朝まで(つまり明け方まで)忙しく働いていて、日中は来客対応や打ち合わせで開発中のシステムに関わる時間が取れず、マニュアル制作関連の作業は夜にずれ込むことが常態化していた。

そんな状況だったため「打ち合わせは夜の方がありがたい」と言われた。

自分としても日中は別の契約先で仕事をしていたのでその方が都合がよかった。

「人材派遣会社にお願いしても、夜だけ限定という条件ではなかなか見つからない」のだとか。

供給は、9:00~17:00という大きな「間」にひしめきあっている現実を垣間見た。

自分と同じかそれ以上のスキルを持った人はほかにもたくさんいたと思う。

自分はたまたま銀座の夜にぽっかり空いていた小さな「間」に居合わせたことで仕事にありつくことができた。

お金になるスキルを身につけるより、自分が役立てそうな「間」を見つけるスキルの方がお金になりやすいかもしれない。

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