あなたの長所はなんでしょう?
それを仕事に生かせているでしょうか?
ある心理学の研究によると、
- 4つ以上の強みを仕事に生かせている従業員は
- 3つ以下しか生かせていない従業員に比べて
- 仕事の満足度が高く、やりがいを感じている
とのことです。
自分の強み×活かせる仕事
これはいろいろな解釈の余地がある知見ですが、とりあえずシンプルにいくとすれば、
- 「自分の強みを生かせるような仕事をするほうがいい」
というごく当たり前の話になります。
しかし条件をよくよく吟味すれば、
- 「自分の多くの強みを多角的に生かせる仕事のほうがよりいっそういい」
ということになるでしょう。
これを確実にするには
- 自分の強みをより多く知っておくこと
- 本当にそれらを活かせる仕事とは何かを知っておくこと
となる。
新たに強みを作るより、すでにある強みを生かす
そもそもいま、仕事を選べる状況にないというのであれば、
- いまの仕事に生かせそうな自分の強みを多く知る
のが正しい戦略です。
または、これはちょっと努力を要するところでしょうが、
- そもそも仕事に強みを生かしたいと思えるかどうか?
をチェックしなければいけないかもしれません。
- 自分の力を会社などで発揮したくない
と思っている人も少なくはありません。
職場に愛着がわかないということから、上司をとても嫌悪しているということまで、いろいろ複雑な事情があるでしょうが、
- できれば会社に損害を与えたやりたい
という人すらもいます。
そういう人が「強みを生かす」のは、心理的抵抗から無理です。まずはこちらをなんとかするか、職場を変更するのが先決かもしれないのです。
いずれにせよ、一番最後に来るべきなのが、
- いまの仕事に生かせるような長所を作る
という考え方です。
たとえば、いまの職場では「英会話のスキル」が必要になってきたから、これからそれを勉強しよう、という発想です。
それのどこが悪いのかと思われるかもしれませんが、いままで強みではなく、どちらかといえば弱みに近いようなものを、これから強みに変えるよりは、すでにある強みを生かす方が先に来るべきだろうと思うのです。
どうしてなのか、この最後に来るべき戦略を最初に持ってくるという発想になりやすい。
これは不思議な話です。
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第1期の第1回が、いよいよ今週の日曜日に迫りました。
これからの時代、紙の本を出すのは困難になってくるかもしれません。
しかし、KDPやnoteなど、「本や文章コンテンツを出す」機会は増えていく一方です。
だから、プロ並みに文章コンテンツを創作できるようになるスキルというのは、貴重です。
もちろん私は、紙の本にもまだやることはあると思っています。そういう意味でも、本講座でお伝えしたいことはたくさんございます。