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「注意を向けたことが、自分の生きる環境になる」



大橋悦夫『メモの魔力』という本を読んでいたら以下のような記述が目に留まりました。

  • きちんとメモをとる習慣を身につけると、自分にとって有用な情報をキャッチする「アンテナの本数」が増える

「アンテナの本数」が増えた状態を維持しておくと、自分にとって重要な情報を漏らさずキャッチできる、と書かれています。

ところで「メモをとる」という行為は、視点を変えると「自分にとってメモをとる必要のない情報を捨てる」行為と言い換えられます。

メモをとらなければ、この「捨てる」という判断を下さずに済むので、その分のエネルギーを節約できてラクができます。

ただし、その代償として「自分にとって必要な情報」を逃してしまうことになります、しかも気づかないうちに。

冒頭の記述を目にしたとき、僕の記憶に反応がありました。

「注意を向けたことが、自分の生きる環境になる」

「反応」に気づいたとき、それはまだ曖昧なものでした。

「確か、○○を向けたことが現実になる」的な記述をブログに書いたはず、と不意に思い出したのです。

最初は「意識を向けたことが現実になる」ではなかったかと思い、「意識 向けた 現実」という複合キーワードで自分のブログを検索しますが、結果があまりにも多すぎて、「反応」に対応する記述にはたどり着けませんでした(曖昧にしか思い出せていないのに「これではない」と判断できるのは考えてみると面白いことなのですが)。

最終的には「向けたことが」で検索してみたら、1記事だけヒットしました。

以下の記事です。


この記事の中に、まさに探していた記述(以下)がありました。

「注意を向けたことが、自分の生きる環境になる」というのが人生の法則です。

この一文は『マニャーナの法則』の著者マーク・フォースターさんによる『できる人は5分間で仕事が終わる』に出てくるフレーズで、読んでいたときに「まさにその通りだ!」と感じて、すかさずメモしておいたもので、その後に上記の記事を書くときに思い出して、手元(メモ)から目先(ブログ)に転記が行われました。

読んだ上で、メモした上で、ブログに転記までしたことによって、この一文は僕にとっては「重要」と位置づけられたことになり、かくして冒頭に書いた「反応」を引き起こし、この記事を書くに至ったわけです。

まさに、注意を向けたことが、自分の生きる環境を作っていることに気づかされます。




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