以下の記事でご紹介した「毎日1つイラストを描く習慣」、その後も続けることができています。
7月29日(月)に1つ目を描いて、今日8月28日(水)も先ほど描き終えたので31個のイラストを描いたことになります。
すでにこのブログでいくつかのイラストは公開していますが、使いどころがなくて眠っているイラストや、描けはしたものの、自分的にイマイチということでお蔵入りになるであろうイラストもあります。
いずれのイラストも、しかし、何らかの形で糧となって翌日以降のイラストに活かされている、はずと思っています。
佐々木正悟さんは著書『やめられなくなる、小さな習慣』について、以下のような記事を書いています。
この記事の中で、「多くの人が習慣化に挫折してしまう主要な6つの要因」として以下の6つを挙げています。
- 1.好きな要素がまったくない
- 2.チャレンジがない
- 3.記録してない
- 4.計画せずに実行している
- 5.コツがわからないから気合いで乗り切ろうとする
- 6.プランBがない
この6項目を「毎日1つイラストを描く習慣」に照らし合わせてみます。
毎日続けられている理由を分析する
- 1.好きな要素がまったくない
→ もともと絵を描くのは好きだったので、これはクリア。
- 2.チャレンジがない
→ 毎日何を描くかを決めたうえで描く必要があるので、チャレンジといえばチャレンジです。
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3.記録してない
→ 描いたイラストについては「タイトル」を付けた上で、もれなくEvernoteに保存しています。
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4.計画せずに実行している
→ 毎日描く、という計画(?)はあります。
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5.コツがわからないから気合いで乗り切ろうとする
→ 見切り発車で始めてしまいましたが、続けるほどにコツは掴めてきています。
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6.プランBがない
→ 今のところはないので、考える必要がありそうです…。
これがあるから続けられている
とはいえ、僕自身の今の実感としては、これがあるから続けられていると言えます。
その「これ」とは、すでに定着している習慣に乗っかったから、です。
ちょうど、動き続けているトロッコに飛び乗ったようなイメージです。
以下の記事でも書いた通りです。
さらに、
- 毎日描き続けることで、頭に思い浮かんだイメージの再現率が高まるという実感がある
- 伝えたいと思ったことをコンパクトにまとめておくことができる(ブログやセミナーなどで活用できる)
- 何よりも描くこと自体が楽しい
といった明確なメリットが確実に得られることも大きいです。
このあたりは『やめられなくなる、小さな習慣』の中で「有能感」という言葉で解説されています。
勝利や金銭などの「ご褒美」は、心理学で言うところの「外発的動機づけ」です。技術獲得の目標にはもちろん、そういうものが強い影響力を及ぼします。
しかし、たとえばそもそもピアノが弾けるようになること自体に、喜びがあります。これは「有能感」と言って、内発的な動機づけとして働きます。
この「有能感」が関係しない習慣などというのはありません。早く起きられる、しっかり歩くことができる、毎日歯を磨く、気持ちよく挨拶できる、それらはすべて技術であり、有能感をもたらすものなのです。