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記憶を辿るには記録が欠かせない

「ふり返る」とは過去の出来事についての記憶を辿ることである。

だが、記憶は100%信頼できない。欠落があり歪みがありムラがあり改変がある。きちんとふり返るためには何らかの形で記録に残しておく必要がある。

すべてを記録には残せないので、必然的に記憶を思い出すのに必要十分な情報量に落ち着く(落ち着かざるを得ない)。

どれぐらいが必要十分なのかは試行錯誤によってしか決められないが、その試行錯誤それ自体が記録とふり返りと言える。

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僕は、自分がやっていることや会社でやっていることは正しいと信じていますが、反面、今やっていることが本当に正しいのかを疑っていることも多いのです。特に仕事は正解がないものです。「売り上げを上げられることが正解なのだ」と言われたらそれまでなのですが、それはうわべだけのものだと思っています。

たとえ売り上げを上げていても、それによって失うものがあるようであれば、それは正解だとは言えないと思います。深くものを考え、自分の仕事を常に疑い、周りの人に自分は正しいのかを確認しながら進むことを心がけています。(p.193)

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