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やり方はどんどん減らしていく

「このやり方で受かる」ということを信じていなければ、とても実行などできるわけがない。もっと言うと、それができる人は“やり方”を信じているのではなく、そう判断した“自分自身”を信じている。だから実行できるのである。

「自分を信じる」受験生が、最終的には受験に勝つ。信じることによって、少なくとも入試まで勉強を持続させるパワーが生まれるからだ。「自分の価値を決めるのは自分だ」という強烈な自己主張があれば、外からの“強制力”に頼らずとも、自分で決めたやり方を、自分の力で実行できる。だから強いのだ。

『新・受験は要領』より


たくさんあるやり方を前にして迷っている時間がもったいない。目の前にあるやり方が間違っているかも知れない、という不安を抱えている状態で立ち止まっていると、仮にそのやり方が間違っていたとしても、間違っているかどうかを検証するやり方としては間違っている。

直感でも山勘でもとにかくやってみることによってしか検証できず、それがやり方としては(少なくとも立ち止まって考えているよりは)正しい。

結果として間違っていることが分かっても、その間違いに気づけていない人たちより先んじることができるうえに、間違いに気づいたからこそ見えてくる別のやり方を試すチャンスにありつくこともできる。

やり方は増やすものではなく、片っ端から試して減らしていくものだと思う。