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「時間が足りない!」時に見直したい7つの浪費習慣



佐々木正悟 次の7つです。

  • 1.第2領域にこだわっていない?
  • 2.終了時刻を軽視していない?
  • 3.焦ってマルチタスクしていない?
  • 4.まとまった時間に幻想を抱いていない?
  • 5.隙間時間をあてにしていない?
  • 6.無計画に仕事をしてない?
  • 7.連絡せずに済ませようといてない?


1.第2領域にこだわっていない?

緊急ではないが重要なことに時間を投資する、というのがすっかり金言として定着してしまいましたから、私ごときがこれに蟷螂の斧を振りかざすことに無力感を覚えますが、時間があってもこれにこだわるのは考え物です。

まして時間がないときに「緊急でないこと」に手が回ることはあり得ないのです。

2.終了時刻を軽視していない?

人はみな、開始時刻にはやけにこだわりますが、終了時刻はどうでもいいと思っている節があります。

始業に遅れた人間を徹底的に叱りつけるという人もかつていましたが、終業時刻はみんなで無視するのはなぜなのでしょう。

3.焦ってマルチタスクしていない?

本当の意味でマルチタスクはできません。

ということは、たくさんの仕事の間をはじけるように走り回ることしかできず、それは1つずつ仕事を片付けるよりも無駄が多いやり方です。

» 1つのことに集中できないのはなぜか? マルチタスクの誘惑に打ち勝つ方法 | シゴタノ!

4.まとまった時間に幻想を抱いていない?

暇な人ならともかく、忙しい人にまとまった時間はやってきません。

まとまった時間ができたら本を読もうとか、遅れがちなプロジェクトを片付けようとしても、積ん読本が増え、プロジェクトはますます遅れるでしょう。

いますぐ1分でもいいから、30秒でもいいから、手をつけることです。

5.隙間時間をあてにしていない?

上で言ったことは、隙間時間に仕事を進めましょうという意味ではありません。

まとまった時間と同じく、隙間時間などありません。

でも意外と、10秒でも進む部分はあるものです。

だからといって10秒ずつ隙間時間を「活用」したくらいでは、大きなプロジェクトは終わらないのです。

一時一事に専念しましょう。しかしどうしても脱線してしまうことはあるでしょう。その脱線の間隙を活用するわけです。

けっして、スキマを最初から当てにしてはいけないのです。

6.無計画に仕事をしてない?

時間がないのに、優先順位を無視したり、手のつけやすいことから無造作に手をつけるのは危険です。

もしかしたら間に合ったかもしれない仕事まで、間に合わなくなります

7.連絡せずに済ませようといてない?

おそらく遅れる、という見通しならば、連絡を取りましょう。

遅れそうだと思うと、「遅れないようにしてから連絡しよう」とか「遅れるにしても格好のつく状態にしてから連絡しよう」とする心理に傾きますが、そのような挽回はできないまま、時間がずるずると過ぎ、ますます連絡がしにくくなり、連絡しにくい仕事は手がけるモチベーションもわかなくなります

改めて時間を確保したほうが、よほど仕事は進みやすくなるものです。

▼編集後記:
佐々木正悟



以上のような話を最近、拙著にまとめてみました。

2週間ほどありますが、ご興味ある人はチェックしてみてください。

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» 仕事の渋滞は「心理学」で解決できる