Bluetoothが使えるイヤホンで、iPhoneやパソコンと線でつながっていない身軽さを一度経験してしまうと、有線に戻るのはなかなか難しいのですが、有線で使えないと困る場面というのもあります。たとえば、会社のパソコンの音を聴きたいとき。
勝手にBluetooth機器を会社のパソコンに接続してはだめということもあるでしょうし、Bluetoothイヤホン側のペアリング上限数を超えて接続できない場合もあるでしょう。また、そもそもBluetoothイヤホンは使えないパソコンだという場合も考えられます。
そのような状況に対応すべく、有線でも使える、できるだけ安くてコンパクトなイヤホンを探していたところ、AmazonのセールでJPRiDEの「JPA2 Live」というイヤホンを見つけました。
セールなので、もちろん安かったのですが、セールが終わった現在でも、この多機能さでこの価格は十分に安いと思えます。
写真があまりカッコ良く撮れませんが、全体的に高級感はありません。包装もとても簡易なもので、余分なことは一切省いた、といった感じです(笑)(写真内にある品質管理用のシールは簡単に取れます)。
イヤーピースとイヤーフックは、S、M、Lの3サイズが同梱されています。説明書(日本語あり)には、イヤーピースのサイズで音質が変わると書いてあります。私の耳の穴は小さいので、Sサイズでギリギリでした。それでもちょっと大きい感じがするので、長時間付けていると耳が痛くなりそうではあります。
耳にしっかり入れても、外に飛び出す部分はけっこう大きいので、女性にはごつく感じられるのではないでしょうか。その分、音は、低音がしっかり聞こえて響いてくるので、私の好みに合っています。iPhoneの「設定」→「ミュージック」で「音量を自動調整」をオンにした状態では、音が割れて聞こえたので、音が悪いと思ったら、この設定を見直してみてください。イコライザも「オフ」の方が、良い音に聞こえるようです(周りの環境にもよりますが)。
リモコン部には、3つのボタンがあります。とくに真ん中のボタンは、マルチファンクションボタンとなっており、これひとつでさまざまな機能を使えるので、最初によく説明を読んだ方が良いです。私は読む前に2回続けて押してしまって、前回電話した相手に電話をかけてしまいました…。
この価格で、持ち運び用のしっかりしたポーチが付いているのはすごいなと思います。
ポーチには、有線でイヤホンを使う場合の延長コードを入れておけば、いざというときも安心です。
有線とBluetoothの両方で音楽を聴いてみましたが、私には大きな違いが分かりませんでした。
aptXとAACに対応していて、防水、防塵、通話もできて、有線にも対応しているのですから、価格はなるべく安く、機能は重視したいという人にはお勧めです。
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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