新社会人に教えたい!シリーズ第3回目は「チェックリスト」です。
仕事が早く覚えられて、ミスも少なくなる。チェックリストを使えばそんな魔法のようなことができます。
- 1.チェックリストを使う利点
- 2.チェックリストを簡単につくる方法
- 3.チェックリストの例
- 4.新社会人こそチェックリストを作ろう!
※第1回目、2回目の記事はこちらです。
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1.チェックリストを使う利点
チェックリストを使う利点としては、まず仕事の再現性が高くなることが挙げられます。
再現性とは、誰が、いつやっても、同じような結果が出せることです。つまり、例え不調時であっても仕事の質をキープできるということです。
さらに、チェックリストを職場で共有すれば、職場全体の作業の効率化にも繋がる上、仕事を教育する際の負担も減ります。
2.チェックリストを簡単につくる方法
一度作ってしまえば非常に役に立つチェックリストですが、最初に作るときは少し面倒なものです。
面倒なチェックリストづくりを簡単にする方法は、行動記録をとることです。まずチェックリスト化したい作業について、行動記録を詳細に残します。
次に同じ作業をするとき、その行動記録をチェックリスト代わりにして行動すればOKです。その際、より最適化できる部分があれば修正するようにしていけば、行動記録がチェックリストに変化します。
なお、チェックリストの管理はパソコンで行うことをおすすめします。再利用や編集が簡単ですし、使いたい時に検索機能で呼び出すこともできます。
3.チェックリストの例
化学系メーカーで研究職をしている私の場合、例えば次のようなチェックリストを活用しています。
- 出勤後に行うことチェックリスト
- 退勤前に行うことチェックリスト
- 納品書検収時のチェックリスト
- ◯◯の月末締めチェックリスト
- 実験計画書作成時のチェックリスト
- 実験準備のチェックリスト
- 実験後の片付けチェックリスト
- 工事依頼書記入時のチェックリスト
- 毎月の◯◯点検時のチェックリスト
- ミーティング案内を出す際のチェックリスト
- 新メンバー受け入れ時の準備チェックリスト
- 毎年の◯◯審査時のチェックリスト
毎日~毎月頻繁に行う作業だけでなく、1年に1回などの作業でもチェックリスト化することはおすすめです。
むしろ、何度も行うけれどたまにしか行わない作業などの方が、チェックリスト化しておくとかなり楽ができます。
4.新社会人こそチェックリストを作ろう!
この理由は2つあります。1つ目は、新社会人には速やかに作業を覚えることと、仕事のミスが少ないことが求められるため、チェックリストの作成がこれらに役立つためです。
2つ目は、早い段階でのチェックリストの作成は、あなたが仕事をする上での財産になり、利子を生み出すためです。
最初は少し面倒でも、チェックリストを作っておけば後々の作業は短時間でミス無くこなせます。
これが何年も積み重なっていくと大きな差になりますので、新社会人こそチェックリストを作ることがおすすめなのです。
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