TaskChute2のセクション別見積時間表の見方について解説します。
セクション別見積時間表とは、TaskChuteの画面上部にある、セクション別の“埋まり具合”を示す表で、セクションごとにどれくらいの仕事が割り当てられているかを把握するためのものです。
枠からあふれているか、あまっているか
たとえば、以下はトータルで8時間の時間枠がある状態で、それぞれの時間帯(=セクション)にどれくらいの仕事が割り当てられているかを示すイメージ図です。
▼全セクションがカラの状態
▼各セクションに仕事が割り当てられた状態
※前提として、セクションGとHの長さは2時間、セクションI~Lは1時間です。
たとえば、セクションGという2時間しかない“枠”に4.88時間分の仕事が割り当てられており、その結果、2.88時間分(2.00-4.88)があふれています。
一方、セクションHは2時間に対して1.27時間分しか割り当てられていないため、0.73時間分(2.00-1.27)があまっています。
ここから分かることは、次の通りです。
- セクションGの2.88時間分のあふれはいかんともしがたい(このセクションでしかできない、あるいはこのセクションでやるべきタスクが集結してしまっている)
- セクションH以降はお互いにやりくりすれば全体としては収まりそう
- セクションGの2.88時間分を明日以降に回すか、セクションH以降の一部を明日以降に回し、空いたスペースで2.88時間分を解消するか、あるいは睡眠時間を削るか(セクションLの後に臨時セクションを設ける)、という3択のいずれかを選ぶしかない
以下のセクション別見積時間表は、この状態を示しています。
セクション別見積時間表では、セクションの枠からあふれている場合はあふれた時間を赤い数字で、枠内に収まっている場合は余剰分の時間を青い数字でそれぞれ表示します。
「並び替え」を実行しないと更新されません
なお、処理速度を上げるために、セクション別見積時間表は「並び替え」実行時にのみ更新されます。
各タスクの見積もり時間を変更した後、結果を確認したい場合は「並び替え」(高速・通常いずれでもOKです)を実行してください。