お待たせいたしました!
シゴタノ!読書塾 Vol.2の選考結果を発表します。
シゴタノ!読書塾とは
発表の前に、シゴタノ!読書塾についてご紹介します。
今回で2回目の試みなのですが、以下のような趣旨で始めました。
- 本を読む楽しさやメリットをみんなに伝えたいと思っている人に、伝える場を提供する
- ブログを書いている人に、知られる場を提供する
- ブログを始めようと思っている人に、きっかけを提供する
- すべての人に、良い本との出会いを提供する
中でも、僕自身がブログを書くことを通して、有形・無形のメリットを享受できていることが一番の理由です。シゴタノ!が今ほど多くの方に読まれていなかった頃、今回のようなブロガー参加型の企画を展開してくれたブログがあり、そこに参加することを通して、自信とチャンスをつかむことができました。
また、読書塾については、書評ブログとして著名な「マインドマップ的読書感想文」のsmoothさんより次のようなコメントをいただいています(いかにもsmoothさんらしいコメントです!)。
» 【オススメ】「シゴタノ!読書塾Vol.2」に申し込んで「メシウマ状態」になろう!
■ブログを紹介してもらえる
◆有名ブログで堂々と紹介してもらえるチャンスなんて、そうあるものではございません!
前回を見た限り、「ノミネート作品が全て紹介されて」います。
これは新たな読者を獲得するよいチャンスではないでしょうか?
■「リンクパワーゲットだぜ!」◆アクセスだけでなく、権威のあるサイトからのリンクは、SEO的な見地からも「メシウマ」と言われております。
応募に用いた記事は、検索エンジンで上位表示が望めるかもしれません(そうじゃない場合に比べてですが)
この機会にブログを立ち上げてみるのもいいかも。
■記事を上手く書けば、本がゲットできる!◆これが正真正銘の「メシウマ」。
ということで発表に移ります。
結果発表
選考方法・選考委員については、以下の通り(シゴタノ!読書塾Vol.2より)。
» 選考方法
※賞の種類によらず、受賞者には応募時に選んだ1冊がプレゼントされます
佐々木賞
ビジネス書を読むのは好きなほうだが「プロデュース能力」という言葉はあんまりピンとこない。
プロデューサーというとテレビ番組や芸能界という印象で、何かを作り上げるというイメージ。
少し前には「野ブタ。をプロデュース」という男子生徒が冴えない女子生徒を人気者に仕立て上げる、というドラマもあったのでセルフプロデュースというのはなんとなくイメージが湧くが、プロデュース力とはどんな力なのか。
それに答えてくれるのが本書プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動である。
▼佐々木コメント:
「プロデュース」という言葉がしっかり定義されているだけでも読んだかいがあったと思えます。その後、本の紹介は若干はしょりすぎの感がありますが、内容はしっかり伝わっています。まとめがなく、行動へのつながりがやや弱いでしょうか。もっと後半に書き込まれていれば、なおよかったと思います。
▼関連エントリー:
・自分の内に秘めた「すごい可能性」を解き放ちしたい人のための一冊
堀賞
» [書評]マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業(才能のかけらを探すblog)
もともとはマイクロソフトの社員(しかも、飛ぶ鳥を落とす勢いがあった頃の)であったジョンが、休暇をとって旅行にいったネパールでの出来事をきっかけに、世界のあらゆる人たちに学びの機会を提供することを自らの使命として取り組んでいく様子が描かれている。
▼堀コメント:
書き始め、展開、まとめ、どれもが良い。冗長なところもあるものの、それに見合う内容。行動が見あたらない一方で、著者の中に「新しい考え」が生まれていることが見て取れるので好感がもてます。
新井賞
» 自分のからだで考えることの大切さ 『ひらがな思考術』(詩と書評とマインドマップで作る発想紹介ブログ)
『ひらがな思考術』は、「自分で考えるには何を使ったらいいのか」を教えてくれる本です。
何を使うのかというとこの2つだけ。
1:じぶんのからだでかんじることができること
2:じぶんのあたまでかんがえることができること当然じゃないかといわれるかもしれません。
でも、この二つを考えると、わたしが主催する勉強会やワークショップではいつも反省ばかりです。(わたしだけかなあ)
▼新井コメント:
自分の体験をもとにして、ひらがなについての書籍内容と考察をまとめている手際がお見事。
大橋賞
» 集中力 人生を決める最強の力(パワー)(ランニングで自分のココロと対話しよう!)
自分の中に誰もがもっているパワーをいかに引き出すか?
集中力をつかって引き出す方法を20のレッスンで順に説明してくれます。
▼大橋コメント:
内容もさることながら、何よりも書き方がわかりやすくていいです。ひねりがないともいえますが、オーソドックスな書き方の方が、かえって伝えたいことがブレずに伝わる、ということはありますので。また本エントリーは書き手が自分のために書いていることが窺える内容になっており、時間がたって改めてこのエントリーを目にした未来の自分が、過去の自分に感謝することになるでしょう。
大賞
» 名著「人を動かす」を自分なりに解釈し実行してみた(読書I/O日記)
人と人とのコミュニケーションは本当に難しく、多くの問題が起きています。
そんなトラブルを解決する本は数多くありますが、この「人を動かす」ほど助けられた本はありません。
あまりにも濃い内容なので、紹介するのをためらっていたのですが、今回はこの本を、どのように実践してきたのかを発表したいと思います。
▼大橋コメント:
選考委員全員一致で選ばれました。「本の内容をしっかりと紹介しているし、<行動実践>というパターンにしっかり持ち込んでいる」(佐々木)、「記事にこの本から学んだことが凝縮されていてとても好印象。これはとても苦労して書いている気がします」(堀)、「文章が読みやすく、また自分の経験から例を引いてくれているのが素敵」(新井)といったコメントが寄せられました。
大橋としては、本の内容紹介よりも、とにかく実際にやってみてどうだったかを前面に出して書いている点が潔いと思いました。すでに読んだことがある人でも、「もう一回読んでみよう」と思わせます。書いている本人がトクをする書き方が一番です。
おめでとうございます!
以上、受賞された皆さまには個別にメールにて賞品の送付先をお伺いするメールをさしあげますので、ご対応のほど、よろしくお願いします。
全ノミネートエントリー
- 『大人の気骨』サミュエル・スマイルズ(坊やちゃんぷっぷ日記)
- 『「知の衰退」からいかに脱出するか?』 大前研一著(19番の独り言)
- 「脳を活かす仕事術」を読んで思ったこと(気づきの素)
- もっと時間があったなら(3DKの100のリスト)
- コンテナ(Nの世界)
- 似合わない服は燃やしてしまいなさい(僕の問題は誰かが解決している)
- リファクタリング・ウェットウェア -試してみないと始まらない(Reflect On Oneself )
- [書評]マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業(才能のかけらを探すblog)
- レバレッジ・リーディング(SEの読書回顧録)
- 自分のからだで考えることの大切さ 『ひらがな思考術』(詩と書評とマインドマップで作る発想紹介ブログ)
- さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白(shinodogg.com)
- ブロガーだってメディア人!-新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に(読書学 -図書館徹底活用-)
- 斬新な切り口を見つける – みえないかたち(点と点をつなぐためのメモ – connecting the dots)
- 自分の小さな「箱」から脱出する方法(Roko’s Favorite Things(ロコズフェイバリットシングス))
- 営業の基本はこの1冊でOK!!!(御苑で働く元社長のブログ)
- 本の紹介 – 哲学、脳を揺さぶる(しんのすけの「守・破・離」)
- わたしはこれで2回タバコをやめました(69_Oの徒然)
- 商売って、こんなに楽しいものなのかっ?【失われた「売り上げ」を探せ!/小阪裕司さん(『理系のための成功術』)
- GTD道入門? 6つのレベルで仕事をレビューするモデルを説明してみた(!kakobon)
- 婚活後・・・かしこいカップルになる9ステップ。(富山・北陸セミナー普及物語)
- 名著「人を動かす」を自分なりに解釈し実行してみた(読書I/O日記)
- モリー先生との火曜日(Creative Life)
- イチロー脳力(男らしさは胸板で決まる!)
- 時間をこの手に 書評 – レバレッジ時間術(ぺってぃブログ)
- 「マネーはなぜ動く」(魚を与えるより、魚の釣り方を教えてくれ)
- 集中力 人生を決める最強の力(パワー)(ランニングで自分のココロと対話しよう!)
- プロデュースに必要なもの(通勤日記)
ご応募ありがとうございました。次回も是非よろしくお願いいたします!
今回、大賞を選ぶのが大変でした。最終的に、僅差でイダヅカマコトさんの「自分のからだで考えることの大切さ 『ひらがな思考術』」が大賞を逃した格好になりましたが、このエントリーで紹介されている『ひらがな思考術』はとても興味深く、さっそく購入しました。
そんな本との出会いをプロデュースいただけたことに感謝です!