前回の記事で、TaskChuteをルーチンタスク管理ソフトとして使う方法と、その利点を紹介しました。
TaskChuteでルーチンタスクを管理する利点は次の通りです。
記録を見ながら作業の順番を最適化できる
1つ1つの作業にかかる時間がわかる
すべての作業の終了時間がわかる
今日はそれをもう少し広げて、朝の時間帯限定でTaskChuteを使うやり方について紹介したいと思います。
朝の時間をTaskChuteで管理する利点
食事をとる、顔を洗う、髪をセットする、Facebookをチェックするなど、毎朝行っているルーチンがあると思います。
これらの朝のルーチンをTaskChuteで管理すると、次のような効果が期待できます。
- 家を出られる時間がわかる
- 朝の時間の使い方を見直せる
家を出られる時間がわかる
↑こちらの画像を見てください。この記事を書いている「5:17」の時点で、出発時刻は「7:30」となっています。
これは、朝のルーチンを見積時間通りにこなしていくと、「7:30」には全てのルーチンが終わり、家を出られるということを表しています。
家を出られる時間がわかるという利点は、寝坊したときなどに特に効果を実感できます。
寝坊してしまったときは、いつも通り準備していては間に合いませんよね。
そこで、TaskChuteに並んでいるルーチンを眺めながら、今やらなくても良いルーチン(例えば、Facebookのチェックなど)を先送りします。
朝のルーチンの終了時間(出発時刻)がいつもと同じ時刻になったなら、その時点でTaskChuteに入っているルーチンは全て実行可能ということです。
朝の時間の使い方を見直せる
TaskChuteで朝のルーチンを管理すると、自然に朝の時間の使い方を記録することになります。
そしてその結果を振り返ってみると、自分が思っている時間の過ごし方と、実際の時間の過ごし方が大きくズレていることはよくあります。
ズレを認識できたなら、時間の使い方を見直すチャンスです。
不必要なことを止めることが王道ですが、例えば、ルーチンの順番を見直すだけでも、全てのルーチンをこなす時間が5~10分短縮されることがあります。
毎日のルーチンが5分短縮されれば、年間で30時間もの時間が捻出できるのですから、やってみる価値はあると思います。
まとめ
朝にTaskChuteを使うことをおすすめする理由は次の通りでした。
- 家を出られる時間がわかる。
- 特に寝坊したときなどのリカバリーが容易。
- ルーチンの実行記録が時間の使い方を見直すきっかけとなる。
TaskChuteのダウンロード
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セクションごとの終了時間を知る意味がよくわからなくても、これだけは実際に体験してみた方が良いです。そこから得られるひらめきが必ずあると思います。
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最近、なるべくWindowsの標準機能のみでGTDのタスク管理システムを構築する「WinGTD」という試みをしています。
「会社のPCにはタスク管理ソフトをインストールできないから…」とPCでのGTD実践を諦めていた方は一度ご覧ください。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。