連休明けに備えて「やることリスト」をつくる際の5つのコツ

濵(はま)中省吾

もうすぐ年末年始のお休みに入りますね。1週間程度休まれる方も多いのではないでしょうか?

さて、連休明けは、休み前の仕事の状況をすっかり忘れてしまって、状況を思い出すのに時間がかかったり、仕事に抜け漏れが生じやすいですよね。

今回は、そんな連休明けに気持ちよくスタートを切るためのポイントについてお話ししたいと思います。

基本的には、休み明け用に「やること(タスク)リスト」をつくることになります。しかし、今回は単に作るだけでなく、一歩先を行くタスクリストをつくるコツについて紹介します!

  • 1.物理的行動を意識して書き出す
  • 2.「5W2H」を意識して書き出す
  • 3.具体的に書けないなら目的と目標を書き出す
  • 4.キータスクを意識する
  • 5.実行しやすい環境を準備しておく

1.物理的行動を意識して書き出す

休み明けに備えて「やること(タスク)リストをつくっておく」こと自体は多くの方がすでに行っていることだと思います。このとき、書き出したタスクが物理的な行動になっているとさらにGoodです。

この理由は拙著でも解説していますが、「考える」「決める」などといった物理的行動ではない動詞で終わる「タスク」にしてしまうと、実際に実行するときにどうしていいかわからなくなる可能性が高いからです。

「考える」「決める」といった判断が必要な行動には、その判断材料を得るための物理的行動が合います。例えば「調べる」「相談する」などですね。

2.「5W2H」を意識して書き出す

5W2Hとは「だれが・なにを・どこで・いつ・なぜ・どのように・どのぐらい」ですね。
via 実行しやすい「やること」を書くコツは「他人」と「5W2H」

さらに、なるべく5W2Hがはっきりとしたタスクにしておくと、より取り掛かりやすいタスクになって良いです。

例えば、「筋トレをする」と「床にヨガマットを敷いて腕立て・腹筋を20回ずつ、背筋を40回行う」を比べてみてください。
内容としてはどちらも「筋トレをする」なのに、後者のほうがスムーズにとりかかれるように思いませんか?
via やることの「名前」が重要な2つの理由

3.具体的に書けないなら目的と目標を書き出す

しかし、そこまで具体的にタスクが思い浮かばないものもあると思います。「やり方はわからないけど、あれをやっておかないといけないんだよなー」という感じのふわっとしたやることの場合です。

そんなときには、それをやる目的(あるいは理由)と、目標(ゴール、あるいはこのぐらいできればOKという度合い)をいっしょに書いておくと良いでしょう。

タスクを具体的に書き出すことも大事ですが、そもそもなぜそのタスクをやる必要があるのか?を忘れてしまうと、なかなか取り掛かる気になれないためです。

4.キータスクを意識する

とはいうものの、すべてのタスクに対して細かく書き出していると流石に面倒ですよね。

なるべく楽に済ませるには、「ここだけ忘れなければ後は勝手に事が進んでいく」というようなキータスクについてのみ、細かく書き出すことをおすすめします。

キータスクとは何でしょうか?それを判断するには多少慣れが必要なのですが、いくつか例を紹介します。

例えば、自宅から会社に忘れず資料を持っていくというタスクであれば「○○の資料を通勤カバンに入れる」がキータスクとなります。とりあえずいつも持っていくカバンに入れてしまえば、忘れようがないからです。

休み明けに忘れずミーティングを開催したい場合であれば、「出勤後すぐにミーティングの日程調整のメールを関係者に出す」などがキータスクになるでしょう。

返信が必要なメールを関係者に送ることで、相手からの返信がリマインダーになりますし、すでに関係者を巻き込んでいるので、忘れていた場合にはつっこみが入るので忘れようがありません。

5.実行しやすい環境を準備しておく

ここまで丁寧にタスクリストを作ったとしても、休み明けは仕事へのモチベーションが低く、なかなか手を付けられないかもしれません。

そんなときのために、確実にキータスクを実行できるように環境を整えておくと間違いがありません。

例えば、先ほどの「出勤後すぐにミーティングの日程調整のメールを関係者に出す」であれば、送信する予定のメールを少しでもいいので準備しておくことです。

休み明けにすぐに書きたい報告書があるのなら、その報告書を書くためのWordファイルを先に作成しておいて、デスクトップに保存しておいても良いでしょう。

▼編集後記:
濵(はま)中省吾



なぜここまで丁寧にやるかというと、未来の自分は他人だからです。

他人にやることを指示するのですから、タスクリストは丁寧につくっておくべきですし、必ず実行して欲しいなら、やる気に左右されないような環境も整えておくのが無難です。

連休明けの自分という他人のために、休みに入る前に丁寧に準備を行なうのです。

現在の自分にとっては、丁寧な準備は面倒なことですが、未来の自分が過去の自分に感謝することは間違いないでしょう。


▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。



この記事を書いた人

浜中 省吾

浜中 省吾

化学系会社員。ブログはまラボ主宰。深層心理学、哲学に興味があり、会社に勤めながら心理セラピスト/カウンセラーの資格を取得中。過去に重度の鬱病で突然、半年間寝たきりに。その後2年間の休職を経て元の職場に復職。

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