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SIMを2枚入れられるのが便利なモバイルルーターNEC Aterm「MR04LN」

MR04LN TOP

海老名久美ここ数か月ほど、家で工事をしている関係で、外にiPad miniやMacBook Proを持ち出して仕事をする機会が増えました。そこで困るのが、通信環境です。

iPad miniはWi-Fiのみ搭載タイプですし、MacBook Proには直接SIMはさせませんので、「Nexus 7(so-netのSIM)かiPhone(IIJmioのSIM)でテザリングかなあ」と思っていたのですが、いちいちテザリングをオンにするのも面倒ですし、パソコンで通信するとなると、あっという間に通信量の上限に到達してしまいそうという不安もありました。

「やはりここはモバイルルーターを買うか」

ということになり、最近のモバイルルーターについて調べるも、対応している周波数が多いことと、SIMを2枚挿せるということでは、NEC Aterm「MR04LN」一択で、選択の余地はありませんでした。Netgearのモバイルルーターなども、若干安くて良さそうでしたが、今後、どのSIMを選択するか分からないので、汎用性が高い方が良いだろうと「MR04LN」にすることにしました。

「MR04LN」は、Amazonでしょっちゅうタイムセールをしているのですが、「これにしよう」と決めた時に、ちょうど、クレードルなしのタイムセールがあったので、即決しました。有線LANにも接続する予定のある人は、クレードル有りの方が良いです。また、よほど急いでいるのでない限り、タイムセールを待って購入しないと、損した気分になってしまうでしょう。

MR04LNの基本情報についは、ネット上にたくさん記事がアップされているので、そちらを検索していただくとして、私の使用環境での使い勝手について書いていきます。Amazonのタイムセールでは、OCNのSIMとセット販売なので、そのままOCNを使っても良いのですが、4月いっぱいまで使えるso-netのSIMがあるので、まずはこちらで使ってみました(現在は新規契約を受け付けていないタイプのプランです)。SIMのサイズはmicroSIMです。

MR04LN so net

Wi-Fiは、2.4GHzと5GHz(屋内/屋外)を選択できます。5GHz(屋外)の場合は、毎回、最初に1分間ほど周辺環境のスキャンがあります。

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画面が押しにくいけれど…

最初に、SIMに合わせてAPN設定を登録しなければならないのですが、私が買ったMR04LNには、なんのAPN設定も登録されていませんでした。APNの設定方法は、通常、契約したプロバイダからのメールかWebサイトに書かれています。2枚のSIMを使う場合は、複数のAPN設定を登録しておいて、SIMを切り替える際に、APN設定も切り替える必要があります。

まず、この登録が難関でした!

設定方法が難しいのではなく、タッチパネルが言うことを聞かないのです(泣)。スムーズに押せるキーもあれば、どうしても隣のキーが押されてしまうキーもあり、ちょっとのズレが命取り。思わず、ホームボタンを押してしまって、全部の入力を最初からやり直すはめになったりもしました。スマホのタッチパネルを想像していると、本当に押しにくいです。ゆっくり、ゆっくり押してから反応を待たないといけません。デバイスによって、個体差があるのかもしれませんが、できる限り入力したくない感じです。

この難関を突破して、当初の目的の「iPad miniで、パソコンからの画面共有もあるSkypeミーティングに参加する」というのをやってみました。場所は大阪。新大阪から15分ほどの地区にあるビジネスホテルの一室からの利用でした。結果は、非常に良好でした。途中で音声が切れることもなく、音声も画像もクリアでした。

通信量の上限を設定できる

MR04LNがいいのは、通信量の上限を設定して、画面に表示できることです。格安SIMは、ほとんどの場合、普通の速度で使用できる通信量の上限が決まっているので、これは便利です。ただ、この設定は、SIMに直接紐付いているわけではなく、スロットごとの設定ということになるようです。SIMを入れ替えても、表示はそのまま変わらなかったので。

UQmobileの「データ高速プラン」に申し込んだ

so-netのSIMは、4月一杯で契約を終えるので、今後のためのSIMをどうしようかと考えたとき、auの回線を利用している「UQmobile」が思い浮かびました。iPhoneでは、docomoの回線を利用しているIIJmioを使っているので、リスク分散という意味でも、違う回線の方がいいのではないかと思ったのです。

普通にWebから申し込むと、初期費用が満額かかってしまいますが、Amazonで「エントリーパッケージ」を購入すれば、初期費用が割安で済みますので、まずはエントリーパッケージを購入しました。エントリーパッケージには、コードが書かれているので、UQmobileのWebサイトから、本申し込みを行い、途中でコードを入力します。数日で、microSIMが送られてきました。

MR04LN UQmobile

これは、東京都下のカフェで撮影したのですが、電波の受信状況は良好です。速度も、家で光回線を使っているのと、感覚的にあまり変わりませんでした。ただ、この後、小一時間、家で使うのと同じようにパソコンを使って通信していたら、あっという間に1GB使ってしまったので、慌てて、パソコンのWi-Fiをオフにしました。パソコンは、バックグラウンドで写真やファイルを頻繁にアップロードしたりダウンロードしたりしているので、注意が必要ですね。その後は、必要最小限のアプリのみを起動しておき、Wi-Fiも必要になったらONにするという使い方に変更しました。

ただ、パソコンで使うには、もう1枚SIMがないと、通信量的に厳しいかなあという気がしています。

充電しながらも使えた

MR04LNは、充電しながらも使えました。モバイルバッテリーの種類によっては、できないこともあるかもしれませんが、私が使っている「cheero Power Plus DANBOARD ORIGINAL COLOR(10050mAh)」では大丈夫でした。画面を保護するフィルムは、いらないかもしれませんが、私の場合は、他の物と一緒にカバンにごちゃっと入れてあるので、念のために貼りました(写真はフィルムを貼る前に撮っています)。

MR04LN charging

いろいろと書きましたが、MR04LNを持つようになってから、外で仕事をする時の心配が減ったのが、本当に良かったです。

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▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。

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