米国特許商標庁の長官だったチャールズ・H・デュエルは、1899年の時点で「発明できるものはすべて発明されてしまった」と語っている。1943年には、IBM会長のトム・ワトソンがこう言った───「コンピュータの需要は世界で5台くらいはあるだろう」。いまとなっては、吹き出したくなるような発言である。1軒で5台所有している世帯だってあるのだから!(中略)
新しい事業、製品、市場などのアイデアを探しているなら、1枚の紙に21の可能性を書き出してみる
すべてを書き出すまでやめてはいけない。それだけ多くの可能性を書き出すには、ばかげたアイデアにも目を向けざるを得ないだろう。こうしたプロセスによって、志向の扉が開かれ、予期していなかった有益な方法が見つかるのだ。
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- やめる:常識に忠実であり続ける
- 始める:1枚の紙に21の可能性を書き出してみる