あなたが街を歩いていたら、高校時代の同級生に偶然出会ったとします。「久しぶりだから同窓会でもしようか」「今度ゆっくり飲みに行こうよ」と話をする二人。さて、その後、同窓会は開かれたでしょうか?
おそらく多くの人が、話だけして、社交辞令で終わってしまい、実現できないのではないでしょうか。これでは、せっかくの縁がカタチになりません。
同窓会を開くのに、特別な能力はいらないはずです。それでも実現しないのは、問いかけをせず、行動につながらなかったから。その場で「いまできることは何か?」を問いかけていたなら、思考が前に進み具体的な行動につながったはずです。
「同窓会をしよう」「ゆっくり飲みに行こう」では現実かしません。「では、どうするか?」と問いかければいいのです。(p.47)
- やめる:話が盛り上がったら、盛り上がるに任せておく
- 始める:話が盛り上がったら、その場でお互いに「いまできることは何か?」を問いかける