※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

備えもありすぎれば憂いが増える

毎日を過ごしていて「どうもこれはおかしい、目指していた毎日はこうじゃない」と感じたら、きっと荷物が増えすぎている。

荷物が多すぎるのが理由ではないかもしれないが、改めて背負ったり抱えたりしている荷物を点検してみる。

本当はもっと少なくても済むところを「いざという時のために」という理由で「備えあれば憂いなし」を大義名分に、減らすことを先送りにする。

少しずつ毎日減らし、身軽になって先を急ぐ。

inspired by:

捨てる基準はシンプルでいこう。

今、使っていないモノは捨てる。
即座に売るか、譲るか、処分すればいい。
“思い出の品”以外、手放して困るモノはない。
とっておくか迷ったら、捨てる。

自分の人生の優先順位はつねに変わっていき、それとともに、必要なアイテムも変わり続けているからだ。

おすすめは1年に2回、たとえば正月と6月1日、もしくは年度末の3月31日と9月30日を「頭と心をきれいにする日」と決めて、荷物を総点検し、部屋の模様替えをしてみること。

“思い出の品”も、じょじょにコンパクトにしていく。これは何年かかってもいい。最初は、まず段ボールを一つ用意してその中にまとめる。思い出の品は一年に一度でいいから、少しずつ捨てていく。手紙類はスキャン、立体物は写真をとって記録に残す。大きな収納箱から小さな収納箱へ、毎年小さくしていく。手放すことに対する、悲しみや罪悪感とともに捨てる。

それを墓場まで持っていきたいかどうか自問自答しながら。
めざすは心をかき乱すモノが一つもない、
お気に入りのやさしい音楽が流れるシンプルな空間。(p.32)


» 自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)