人間というのはそれぞれが主人を持っている。主人とは、つまり人が行動するときの拠りどころで、それは、実際に自分の上に立つ上司かもしれないし、自分だけのの、「美学」かもしれない。「一般常識」かもしれないし、「損得勘定」かもしれない。とにかく、人は行動する時にはその主人、ルールに従う。
─『陽気なギャングが地球を回す』より
だからこそ、人は容易には習慣を変えられない。
だからこそ、ゲーム感覚を取り入れることによって無意識に従っているルールをゲームのルールで上書きする。
ルールはゲームに取っては欠かせないもの。ルールがあるからこそ反則が対置するのであり、反則があるからこそ、“プレイヤー”としてはいかに反則を犯さずに最高のプレイをするか、というチャレンジが生まれます。