2012年9月17日のとある飲み会の席で、自分と同じく個人で仕事をしているAさんの次の一言がきっかけで「いつかこれを実現したい」と思い続けてきた。
朝5時から10時までの5時間でその日の仕事をすべて終わらせる
そう思いつつ、実態は毎日深夜2時3時まで夜更かしして、翌朝起きる時間は7時~9時とまちまち。寝る間際に集中力のピークがやってきていたこともあり、どうしてもこのサイクルから抜け出せなかった。
それでもこのままでいいとは思っておらず、機会を窺っていた。
このチャレンジの特徴は、必然的に早起きが必要になること。早起きをすることが目標ではなく手段になる。「朝型になろう!」と息巻いても続かないのは、その先に何が得られるのかが明確ではないから。
そこで「朝10時までに仕事を終わらせよう」という「その先」を明確にする。
さすがに10時は難しいので、まずは午前中(12時まで)に終わらせることを目標にし、2013年1月24日から朝型にスイッチ。
以下、「ねむろぐ」でつけている就寝・起床グラフ。
▼2013年1月の就寝・起床グラフ
▼2013年2月の就寝・起床グラフ
最初のステップとして、朝の時間枠を安定的に確保できるようになったので、次のステップである「その日の仕事をすべて終わらせる」に進む(イマココ)。
まず抱えている仕事を次の3つに分ける。
- 重要かつ緊急な仕事(出番)
- 重要だが緊急ではない仕事(稽古)
- 重要ではないが緊急な仕事(些事)
あとは、それを終えなければその日を終えられない、つまり重要かつ緊急な仕事に朝食前の起き抜け朝一番にとりかかる。まさに自分の出番。
それが終わったら朝食をはさんで重要だが緊急ではないルーチンワークやメール対応などの仕事。これは出番に備えての稽古のようなもの。これが12時に終わるようにもっていく。
残った重要ではないが緊急な仕事は、極力やらないようにしてみる。この種の仕事の特徴は重要な素振りを見せて、実はさして重要ではなく、その割に緊急対応を求めてくること。
手がけるのが比較的ラクであり、すぐに結果が得られる仕事はだいたいこのカテゴリー。自分がやらなくても誰かに任せられる、あるいはそもそもやらなくてもいい些事。
結局、些事に惑わされることなく稽古に没頭し、毎日確実に最高の出番を重ねることが目指すべきあり方だと思う。