スウェーデンの大学都市ウプサラ在住のある先生は、次のような典型的な算数のテストをやめることにしました。
3+4=?
その代わりに、いまは、こんなテストをしています。
7=?
目の前に課題があるとき、これを「どうすれば○○できるか」という質問の形に変換できれば、答えに向かって考えが進み始めることがある。この場合「どうすれば」の答えは1つではない。
さらに、もう1つ別の視点からの質問を作る。例えば「多くの人が○○しないのはなぜか」。この2つの質問を連立方程式に見立てれば、一面的ではない解が得られやすそうだ。