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169:すべての仕事を一つの山に集める

書類の、イントレーから優先順位システムへの移行は、飛行機が滑走路からターミナルに移動するのに似ている。各飛行機があなたの一つひとつの仕事を表す。飛行機は着陸すると、ターミナル内の違った場所へと移動する。

この場所が、システムの山の優先順位を表す。飛行機はすべて同じ滑走路に着陸するが、結局はターミナル内の、それぞれ違う場所に行き着く。イントレーから優先順位システムへの移行はこれと同じだ。すべての仕事は同じイントレーに降り立ち、優先順位システム内の違った位置に入る。

イントレーに何かの仕事が降り立ったら自分から仕事の手を止め、手短に目を通す。そして、その仕事が優先順位システムに入れるべきものの場合、他の仕事との兼ね合いを考え、適切な優先順位の所に入れる。

その後、今まで行っていた仕事に戻る。新しく入ってきた仕事を優先順位システムに入れる時、すでにその中にある他の仕事と重要度を比べながら適切な場所を見つけると簡単である。

すべての仕事は目に見える形で一つの山に重なっている。これで気持ちもすっきりするはずだ。すべての仕事には優先順位がついているので、上から下へと優先順に従い仕事をしていけば、適切な時に適切な仕事が上がってくる。これで何の心配もせず、一つの、今行っている仕事に集中できる。

この移行と優先順位システム方式により、一つの仕事への集中力を保つことができる。(p.62)


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