本を読むのは朝一番の25分間がメイン。
あとは入浴中と、ちょっとした休憩時間。
紙の本はほとんど読まなくなり、もっぱらPDFにしてGoodReaderで読むか、iPhoneのKindleアプリで読んでいる。
いずれもアプリを開けば前回読んだところから再開できるので、ほんの一分でも十分に読める。待ち時間も移動時間も本を読んでいればすぐに過ぎ去る。惜しいくらいに。
PDF書籍を読むのにはGoodReaderを使っているが、何と言ってもアノテーション機能が便利で手放せない。メジャーどころのi文庫Sでは傍線を引いたりメモを書き込んだりといったことができないが、GoodReaderはできるので、その理由だけで使っている。
縦にしかスクロールしないというどうにもならない欠点もあるが、慣れればどうということはない。上にフリックしていけばいい。
難点はPDFファイルをGoodReaderに読み込むスピードがあまり早くないこと。Dropboxに置いたPDFを読み込むのだが、自宅の無線LANで1分当たり2MBというところ。iPhoneで読むために最適化したPDFファイルであっても20MBはあるので、最低でも1冊あたり10分はかかる。
Kindleアプリは購入後のダウンロードにこんなにかかることはない(せいぜい1分程度だろう)ことを考えるとこの点は致命的といえる。
とはいえ、空き時間にまとめて読み込んでおけば済むのでさほど問題にはならない。Dropbox上に専用の同期フォルダを用意しておき、GoodReader側で「Sync」を実行するとまとめて読み込んでくれる。一度iPhoneに読み込んでおけば、起動もページ送りもスピーディーで快適である。
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起業家の中には、「本を読む時間がない」という人がいます。確かに、起業したら24時間が勤務時間。「本を読む時間があるならもっと仕事を!」と思う気持ちも理解できます。
しかし、やみくもに仕事を続けるより、一度整理して必要な情報を集め、再スタートを切ったほうが、はるかに効率がいいでしょう。切れない斧で木を切り続けるよりも、たまには時間をかけて斧を研いだほうが、結果的には早い時間で木が切れるはずです。
(中略)
私が本を読んでいるのは、仕事の合間の気分転換や、打ち合わせ前の喫茶店など。電車が来る前のホームでも立ち読みをします。どれも数分ですが、ちょっとしたタイミングを逃さないように心がけていれば、本を読む時間はいくらでも作ることができます。(p.132)