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過去の判断における“別解”

スウェーデンの最大手出版社、ボニエル社はその昔、『長くつ下のピッピ』『ロッタちゃんのひっこし』などで有名なアストリッド・リンドグレンの原稿をボツにしました。さらには、J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』を断りました。あろうことか、児童文学界最大のベストセラー作家を2人も門前払いしていたのです。

『スウェーデン式 アイデア・ブック』より


下した判断が明確に失敗であったと後から分かる場合もあるが、それが分からない場合もある。分からないということは、同じ判断を繰り返してしまう可能性をはらんでいることになる。

自分の判断を振り返り、“別解”を検討してみると「それ」に気づけるかも知れない。この時、自分を客観的に見つめるために、その判断の結果を受け入れる側の立場を想像してみる。

例えば、

●あの時、自分は「○○○○」と言った
→ このように言われた側はどういう気持ちになるだろうか?
  どういう言い方であれば、より良かったであろうか?

これは、メタ認知の実践となる。

» スウェーデン式 アイデア・ブック