イライラのもとを解消するのは、それほど簡単ではありません。私たちはたいていのことを、このままでもかまわないと考える傾向にあります。何かイラつくことがあっても、そんなものだとあきらめてしまい、原因を見極めたり、その解決策を考えたりしようとはしないのです。
トリは3歩あるけば忘れる(それゆえ「トリ頭」という言葉がある)と言われるが、ヒトも「喉元過ぎれば?」なところがある。
精神衛生上あまりよろしくはないが、その日にイライラしたことをひたすら綴る「イライラ日記」を毎日続けてみると、商品開発のアイデアが浮かびやすくなるかも知れない。
あるいは友人と雑談がてら「今からお互いに1つずつ、今日イライラしたことを1つ取り上げて、それを解決するためにできそうなことを10分間出し合おう」という取り組みも考えられる。