できれば毎日の習慣にしたいことの1つにやりたいことの棚卸があります。毎日のことなのであまり時間をかけずにサクッと、それこそ顔を洗ったり歯を磨いたりするぐらいの勢いでできてしまうような手軽さが大切。さもないとたやすく先送りの餌食になってしまいます。
そこで最近始めたのが「アイデア5分」という習慣。もともとはメルマガ「がんばれ社長」の「社長の内的生活」という号に触発されたものです。実際のところ毎日はできていませんが、これを実行するとミクロなタスクに忙殺される毎日にマクロな光が射すような気がしています。
何となく毎日やっているから今日もやる、という機械化してしまったタスクについて再考のきっかけになったり、「○○をしたいなら、△△を新たな習慣としてインストールしたらいいんじゃないか?」という発想が生まれたりします。
●朝早く起きて内的生活を持とう。早起きしても、テレビを見たり読書したりしていては何にもならない。大切なことは、自らの内にむかって聞き耳をたてること、つまり内的生活時間をわずかでも良いから確保することと、その結果表にあらわれた考えやアイデアを書き留めていくことだ。
(中略)
●それに関連して、先週後半の廣島非凡会で選択肢の書き出しコンテストを行った。
頭にある夢や目標、問題や課題、不安や不満など何でも良いので一件ずつ箇条書きにしていく。まずは、5分間で何項目書けるかに挑戦してほしい。一番たくさん書けた方には私の本を一冊プレゼントする。
というゲームを参加者数十人で行ったのだ。
この「選択肢の書き出しコンテスト」では5分間で52項目も書き出した方がいらっしゃったようです。すごすぎ。僕も実際にやってみました。最初は16項目、次は19項目とちょっとずつ増えてきていますがまだまだです。。
実際にやってみると、
・こんなこと書いても仕方がない
・わかりきってることだ
・昨日と同じじゃん
・表現が違うだけで直前の項目と内容は一緒だなぁ…
などという雑念が邪魔をしてなかなか指が動かないのですが、「まぁ、いいか」と開き直って重複やクオリティを気にせず、とにかく書き出すことに専念するようにしています。
例えば、以下はある日に実際に書き出した項目。
・早起きする
・収支の見通しを短時間で見通せるようにする
・売上を維持したまま稼働時間を短くする
・インプットの時間を確保する
・睡眠時間を一定に保つ
・寝る時間を一定に保つ
・食生活を豊かにする
・運動を日々の生活に無理なく組み込む
・人と良好な関係を築く
・毎日の着替えを短時間で効果的に済ませる
・読んだ本から学んだことを効率的に行動に移すための習慣を作る
・時間帯に応じて最適な活動を組み込み、成果を最大化する
・自分のやる気を意図的に維持する
・日々のちょっとした努力で見ちがえるような成果を出す
・意識しなくても前に進める工夫をする
・手書きの文字を訓練する
いくつかはブログのネタになったり、書いた項目の1つを実現するための新たな習慣を取り入れることになったり、といった効果が出ています。5分間でできる割には“利益率”はとても高い、オススメの習慣です。
<1日5分で効果的に反省するコツ>
5分間、集中して頭の中身を棚卸する。(ほとんどタイトルそのまんまですね…)