眠いです。昨日は3時半就寝、今朝は7時半起床。まぁしばらくベッドにうずくまっていてベッド離れは8時過ぎ。そういうわけで実質的な睡眠時間は4.5時間。短っ。普段は6時間以上は寝ているので、これを書いている午後はかなり上の空。
昨日の「睡眠時間を短くする14のコツ<前編>」はすでに600ヒット以上と、非常に多くのかたに読んでいただいているようですので(ありがとうございます!)、眠気を飛ばして<後編>、行ってみたいと思います。
ちなみにオレンジニュースさん経由でアクセスいただいた方が多いようです。これまでも何度か取り上げていただいており、感謝です。
後編は8~14。だんだん睡眠から離れて話が大きくなっていってます。寝ている場合じゃないぞ、ということでしょうか。
前回に引き続き『眠りを減らせ!』からのご紹介です。
8.目ざす目標の一段階上まで試してみること
「もう限界です」と言っても許してくれないのが鬼軍曹。
目標の6時間半に達したならば、そこでやめずにさらに6時間にも1週間から10日ほど挑戦してみるとよい。もし6時間にうまく順応することができれば、予想以上に睡眠時間を短縮できたことになるし、反対に6時間ではどうも調子が悪いとなれば、6時間半に戻せばよいのである。
たとえ最初の目標以上に短縮できなかったとしても、それは限界点のわかる役に立つ過程であるとみなせばよい。つまり、6時間に挑戦しておくと、次に6時間半に戻したときに以前よりも楽に感じるといった効果があるということだ。
これを読んで思い出したのが、筋トレ。ベンチプレスで「もうこれで限界!」という重量にさらに1kgのプレートを1枚ずつ追加して引き続き上げてみる。けっこうできちゃったりする。そして、1分間のインターバルを挟み、追加した1kgのプレートを外して再度やってみると、心なしかさっきよりも楽に上がる。
人は持っている能力の数パーセントしか発揮していないとよく言われますが、サボっている残りの大半の能力を引きずり出すということなのかも知れません。「火事場の馬鹿力」(クソ力?)という言葉がありますが、心を鬼にして意図的に「火事場」を作るのがコツといえそうです。
9.楽しくラクに睡眠時間を短縮するには
体調が悪かったり、大変な仕事を抱えているとき、あるいはストレスがたまって精神的、肉体的に異常な状態にあったり、回復途中にあるときは、睡眠時間短縮のスケジュールを緩和しなければならない。
(中略)
ただし、ちょっとした精神的動揺や緊張を口実にして、少しでも長い時間ベッドにいようとすることはよくない。そんなことをしていると、睡眠時間の短縮はいつまでたってもはかどらない。
(中略)
このプログラムはあくまで体の調子を損なうことなく、今までにはなかった時間を得る喜びを味わうことを目的としている。したがって体の調子を悪くしたり、起きている時間をそれ以上増やしたいという気持ちがないのに、プログラムを先に進めようとするのは無意味である。
やはり動機が大切ということですね。
10.昼寝その他のストレス解消法を大いに活用すること
エジソンやチャーチル、トルーマンといった仕事がデキる人たちはみんな昼寝をうまく取り入れていました、という紹介。夜の睡眠よりも昼寝のほうが疲労を回復する効果があるのではないか、と言う人もいるのだとか。
とはいえ、なかなかオフィス(会社)にいると昼寝はしづらいもの。そこで、
たいていの人は仕事の途中で居眠りというわけにはいかない。そのような場合は、夕食前に15分程度の仮眠をすればよいとウィリアム・プロクスマイア上院議員は言っている。また、夕食後すぐに30分の仮眠をすると、ふだんの就寝時間より1時間あるいはそれ以上遅くまで起きていることができるという人もいるようである。
(中略)
ただし、就寝時間まぎわになって仮眠をすると、その時間が全く無駄になってしまう。
昼休みに人が引き払ってしまうオフィスなら自分の席で仮眠を取れそうですが、そうもいかないなら夕方、定時後に会議室を占拠して夕眠という手段もありそうです。鬼の居ぬ間になんとやら。
11.週末には30分眠りを増やすのがコツ
毎日規則正しく、が基本ですが、週末だけはちょっぴり制限をゆるめてもいいかも、という鬼の情け。でも、ゆるめるのは30分まででそれ以上はだめだそうです。さすが鬼。
睡眠習慣に一定のリズムと規則正しいペースを確立しなくてはならないのに、土曜と日曜の度にルールを大幅に破っていたのでは、新しい睡眠時間に順応することがますます難しくなる。
12.「短眠」を長続きさせる秘訣
せっかく“可処分時間”が増えるのだから楽しいことのために使いたいですね、という鬼のスマイル。
時間を自由に過ごすということは、しなくてはならないことをするのではなく、精神的抑圧を減らすことでなければならない。そうした楽しみが伴わなければ、誰も睡眠時間を減らそうとか、自分をわざわざつらい状況に置こうなどとは思わないものである。
そういえば、韓国の若者たちは自らの意志で2日間の過酷な海兵隊トレーニングに参加するのだとか。精神を鍛え直したい、という高潔にして高邁な動機。両手両足を縛られて海に投げ込まれたり、素潜りで海から食料を調達したりさせられるそうです。
このように時折、極限に身を晒しておくと普段に戻ったときに楽に感じられてよさそうですね。縛られるのはちょっと苦手ですが…。
13.頭のいい睡眠習慣をつくること
たとえ6時間でも、死んだように眠ったというときは非常に疲れがとれている。睡眠の質を良くする方法についてはすでに第6章で検討した。もう一度読み返して参考にしていただきたい。
はい、読み返してみました。
例えば、緊張と興奮状態が長く続いた日は、夜も心が落ち着かず、眠れないことが多いそうです。そこで、睡眠の質を良くするDos&Don’tsをまとめてみます。
Dos
- 温かいミルクを飲む
- 寝る前に軽いスナックを摂る(チーズを乗せたクラッカーなど)
- 寝る前に軽く運動をする
- 毎晩寝る前に決まった行為をする(その行為が眠気を呼ぶようになる)
- 戸締まりを確かめる
- 子供やペットの様子をみる
- 暖房を止める
- 明日着る服を整える
- お祈りをする
Don’ts
- 寝る直前の激しい運動
- 空腹のままベッドに入る
- タバコの吸い過ぎ
- 食べすぎ・飲み過ぎ
ほかにもいろいろありますが、とりあえずこんなところで。
14.ライフスタイル全体を見直すきっかけをつくること
睡眠時間を短縮する訓練をした人は、自制心の強い、何事にも成功できる人である。今まで自分のことをそのように思っていなかったとすれば、これからはそう評価してもよいのだ。
(中略)
それまで慣れ親しんできた睡眠習慣を変えるためには生き方そのものを変えなくてはならないわけだから、自分をどう生きるかということを考え直すのに絶好の機会であるといえよう。
以上で短眠大学卒業です。おつかれさまでした。
というわけで、ちょっと遅めの昼寝を…(__).oO
睡眠時間を短くするコツ
- ライフスタイル全体を見直す。