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思い通りにいかないのは本当か?



佐々木正悟 「思い通りにいかない」とはどういうことなのでしょう。

わたしたちは大脳を持つ人間であるせいなのか、つい「思い通りにいく」ことがありうるし、そのほうが望ましいと考えてしまいがちですがそうとは限らないはずです。

  • 「思い」というのはかなり危険

です。

というのも思いは基本的に全能で、現実の原則を無視してほとんど何でもできてしまうからです。

スフィア」という映画があります。

妹にすすめられてみたことがあります。

この映画のテーマは要するに

  • 思い通りに事が運ぶことの恐怖

です。

問題は「思い通りにならない」わけではない

「思い」の中ではなんでも自由自在です。

気に入らない人は簡単に排除、それどころか「消去」だってできてしまいます。

  • 結婚生活がイヤになったら結婚する前の時間に戻ってやり直すこともできます。
  • 会社員生活がイヤになったら入社前の時点に戻ればいいわけです。
  • 人生がイヤになったら…。

唐突なようでも、わたしがなにかと「タスクシュート」をおすすめするのは、過大評価されている「思い」や「思い通り」を鎮静化させ、修正を施してくれる数少ない方法論だからなのです。

タスクシュートを使用して多くのユーザーが直面するのは

  • 1日という枠組みの中に、3日分ものタスクを詰め込んでしまう

ユーザー自身の傾向です。

つまり「思い通り」にいくのなら、24時間で72時間分の活動を実行してしまうわけです。

ここでよく「理想を思い描くことも大事ではないか?」といった話を持ち出されることがあります。

「現実は厳しいが、現実を見つめるだけでは残念すぎる」といった話になりがちです。

しかし「72時間かかることを24時間で、それどころか24秒でもやれるのが想像だけの世界」であって、たとえリアルな世界であっても72時間をかければ72時間分の作業は可能になります。

それではいけないのだろうかというと、そうでもないように思います。

この問題は、じつは「思い通りにならない」わけではなくて「瞬時には思い通りにならない」だけの話ではないでしょうか?

じつは、充分に時間さえかければ、思い通りになるのではないでしょうか。

そして、72時間分の活動を24秒で終わらせることは、現実に起こったら望ましくはないと思いますがどうでしょう?

▼編集後記:
佐々木正悟



今回の勉強会では、どうすれば自分の「意味づけ」に気づけるか、どうすれば無理なくそれを手放せるかなど、その具体的な方法を探っていこうと思います。
 

  • 八方塞がりの困難な状況に囲まれていると感じる。
  • どうしても、他の人を信頼するのが難しいと感じる。
  • 何をやってもうまくいく自分を想像すらできない。
  • 最悪の事態を想定する習慣が身体に染みついていると感じる。
  • 体力がなくて疲れやすいと感じる。

 
そんな方はぜひ参加してみてください。