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自分の死亡時に他人に見せたくないデータを自動削除する仕組み



大橋悦夫「現在契約中のサブスクサービスを漏れなくリストアップしておく」の続き。

現在、認証を必要とするあらゆるサービスについて、そのIDとパスワードはもれなく「LastPass」に預けてある。

この「デジタル金庫」に家族に引き継ぐ情報をすべて格納しておけば、改めて「引き継ぎ資料」を作る必要はなくなる(誰でも中身を読めてしまう紙のノートにIDやパスワードを書いておくのは危うい)。

ただ、このLastPass自体のパスワード+認証情報を家族にいつどのような形で安全に伝えるのか、その方法は慎重に考えておく必要がある。

逆に、残したくない情報については、15年前に読んだコミック『DEATH NOTE』に描かれていた「一定時間以上PCを触らないでいると全データが自動削除される」という仕組みがいいかもしれない。

ただし、何らかの理由で突然身柄を拘束され、上記の規定時間以上PCから引き離されるような事態が起これば「死んだ」とみなされ、全データを失うことになってしまう(まさに死んだも同然)。

この可能性がある限りは、上記の仕組みの導入には二の足を踏んでしまう。

なお、この仕組みはすでにフリーソフトとして実在している。

このソフトを使えば、家族への引き継ぎとファイルの削除をセットで行えるようだ。

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自分がこの世にいなくなったときに残された人へメッセージを残せるソフトです。
指定した期間PCに電源が入れられなかった場合は自分以外の人が電源を入れたとみなし、本ソフトが自動起動して動画ファイルやテキストファイルでメッセージを伝えられるほか、葬儀やお墓について、遺影について、預貯金や不動産等の資産について、遺品の処分についてなどを伝えることができます。
また、バックグラウンドで秘密にしておきたいファイルを自動的に削除します。