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現在契約中のサブスクサービスを漏れなくリストアップしておく


大橋悦夫先日の記事で紹介した以下の本はカバーを外すと「書き込みノート」と「お助けガイド」という2つの冊子にバラせるようになっていた。


このように2分冊にできる仕様は「仕事を2つに分けることで取っかかりが見えてくる」に通じるものがある。

「お助けガイド」は理論編で、これを参照しつつ「書き込みノート」の空欄を埋めていく。

書き込みノートでとりわけ目を引くのが以下のような「お金」に関わる項目。

  • 銀行口座の情報(ログインIDとパスワード)
  • 口座引き落としの情報(どの口座からどんな頻度でいくら引き落とされているか)
  • クレジットカードの情報(ログインIDとパスワード)
  • デジタル資産(契約中のオンラインストレージ、回線、サブスクサービス、SNS、ブログなど)

これらの多くは本人以外にはアクセスが難しく「引き継ぎ資料」を残しておかない限り、残された家族にたいへんな作業負担を強いることになる。

たとえば、この記事によると、急死した「アクティブシニアの父」が残した大量のサブスクサービスの支払いが解約できず、遺族が半年間で20万円以上も支払ったという。

今や誰しも、1つや2つのサブスクサービスは契約しているはずなので、上記のようなことは現実に起こりうる。

とりいそぎ最初のタスクは、現在契約中のサブスクサービスをリストアップしたうえで、それぞれのログインIDとパスワードを一箇所にまとめるところから(セキュリティを考えると悩ましいが…)。

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