Apple Watchの「呼吸」を1日3回、意欲的に続けてられている理由



大橋悦夫Apple Watchの呼吸を1日3回続けている大橋です。

4週間前の8月4日に以下のような記事を書きました。

» わずらわしく感じていたApple Watchの「呼吸」が習慣として定着した理由 | シゴタノ!

「呼吸」についても同様で、最初は「え~、呼吸なんて普段からやってるし~」などともっともらしい理由で退けていたのですが、「今日だけでいいから!」オファーに応じて渋々やっていたら、あるとき不意に実感したのです。

  • 息を吸うたびに頭に酸素がどんどん送り込まれていく感じがする!
  • 頭の中に沈殿していた不純物がどんどん吐き出されていく感じがする!

いずれも気のせいかもしれませんが、やればやるほどこういう「感じ」が強くなってきたので、それが後押しとなって「呼吸」への敷居がどんどん下がり、いまや「呼吸フリーク」となりました。

この記事の続報です。

  • 呼吸タイムは現実から一時的にログオフする感覚
  • 1日3回、自分の立ち位置のレビューができる

呼吸タイムは現実から一時的にログオフする感覚

この呼吸タイムは、現実から一時的にログオフする感覚です。

イメージで言うと、

といったイメージです。

一番近いのはMATRIX。

現実と捉えているもの(=自分の解釈に従って構築された世界)から一歩引いて、そもそも自分はなぜそのように解釈しているのか、というメタな視点で捉えなおす。

目をつぶって身体を背もたれに預けて呼吸にのみ集中することで、現実から一時的にログオフできるのではないかと直感しています(あくまでイメージです)。

完全なログオフは睡眠ですが、睡眠は思考も停止してしまう(この表現は誤解を招きそうですが、ニュアンスです)のに対して、呼吸は思考は継続させたまま睡眠時と同じように、現実のくびきから解放されるのです。

かくして制約がない状態で思考を進めることができます。

もはや思考とは別の何かな気がします。

ループに陥っている自分を客観的に観察できる、というか。

その意味では幽体離脱に近いのではないかと直感しています(幽体離脱の実体験はまだありませんが!)。

その結果、

  • いつの間にか陥っていたループに気づき、
  • そこから抜け出す方法に全神経を集中できるようになり、
  • ループから抜け出すことができる、

のです。

ループは映画「インセプション」で語られる、いつのまにか夢の世界に入っている話に通じます。

ここから抜け出すには「キック」にあたる特定の手続きが必要で、呼吸はまさにこの手続きなのだと直感しています。

佐々木正悟さんの著書『脳は直感している』に以下のような一節があります。

人は、森のなかでヘビなどを目にすると、通常のものを見た場合とは違うやり方によって、脳が危険であることを理解する。

これは、原始生物が培ってきた「本能的」な戦略で、森林において何かがカサッと動くと、それが細長いとか、深緑色をしているとか、アオダイショウなのか、ハブなのかなどということより、危険だから逃げることを最優先する。

その判断はきわめて急に、そしてほとんど無意識に行われてしまうため、しばしば人間は、自分がその場を離れたくなったとしても、何が原因で怖くなったのか、なぜ回れ右をして引き返したくなるのか、よくわからないことになる。

つまり、どうして自分がそのような行動に出たのか、「言葉」では説明できない。

現実へのログインが継続している限り思考は言葉にロックされているので、直感は抑制されてしまうのではないか、と。

1日3回、自分の立ち位置のレビューができる

一方、呼吸中は思考が言葉のロックから解放されるため、直感が優位になっていると感じます。

改めて今の自分の活動を上空から俯瞰しているような感覚が得られるのです。

以下の記事で言及したアーケードゲームの「アサルト」を思い出します。

» 解像度3240×2160の画面でPC作業を俯瞰できるメリット | シゴタノ!

僕が夢中になった視覚効果は、動画の1分50秒あたりから始まります(該当部分のgifを動画の後に用意しています)。

▼1分50秒~に注目(クリックすると1分50秒のところから再生がスタートします)


自機(タンク)があるスポットに差し掛かると、突如上空にジャンプし、上昇を開始。マップがズームアウトして地形の全容が明らかになります。しばらくすると下降し始め、着地するのですが、この間も自機を操作でき、攻撃もできます。

アサルト

このような操作感は実に斬新で刺激的でした。

現実世界においては、これほど激しいズームアウトとズームインを体感することはないので、たいそう気持ちが良いのです。

特に、ズームアウトしてマップの全容が把握できたときの、まさに神の視点が得られたかのような感覚は爽快。

まさにこの「神の視点」が呼吸によって得られているのではないか、と直感しているのです。

参考文献:



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